水曜日に行われたチャンピオンズリーグGL最終節ユベントス・トリノ戦では、終盤までシュート数や支配率で上回り0−0という試合展開をみせていたレヴァークーゼンだったものの、最終的には0−2で敗戦。ただそもそもアトレチコがロコモティフに勝利したこともあり、レヴァークーゼンは最終節にしてGL敗退が確定してしまった。

 守護神ルーカス・フラデツキーは「先制点を許すまでは、僕たちはかなりうまく対抗することができていた。でも最終的には結果にまでつなげることはできなかった。もちろんユベントスから勝利をおさめられれば素晴らしかったことだろう。ただ全体的にみて良い試合はできたと思う。前回のトリノでの試合よりも接戦を演じることができた。それにこの試合だけで、僕たちが決勝トーナメント進出を逃したということではない」とコメント。

 さらにカイ・ハヴェルツは「もちろん失望感は大きい。かなり期待して試合に臨んでいたし、この試合で勝利をおさめたかった。でもそれが叶わなかったんだ。ただ良いパフォーマンスをみせることはできたし、年内の残りの戦いにむけてつなげていきたいと思う」と語っている。

 その一方で将来のドイツを担うことが期待される20才のMFに対しては、数多くのビッツクラブからの関心が寄せられるなどその去就にも注目が集まっているところだが、このことについては「現時点でそのことは全く考えていない。だから興味もない。もとろんいつかはそういう時が来るのだろうけど、でも今は大してそのことからの影響は受けていないんだ」と落ち着いた表情で距離を置く姿勢を強調した。

スペインで冬期キャンプ実施


 ただそれでもレヴァークーゼンは3位でフィニッシュしたことにより、来年以降もヨーロッパリーグへと舞台を移し、国内戦のみならず欧州での舞台での戦いも継続していくことになるのだが、その後半戦に向けた準備として今冬、1月4日から11日までスペインのラ・マンガにてキャンプを実施。そこで1月10日にテストマッチを2試合、ユトレヒトと日本時間22時から、そしてザンクト・ガレンと日本時間24時からそれぞれ実施する。