目を離した隙に、野生の猫に椅子をとられた――。キャンプ場で起こったまさかのハプニングに注目が集まっている。


我が物顔とはこのこと(写真はDJ cabheyさんのツイートより)

こちらは、バイクとキャンプに関する動画を配信するDJ cabhey(@cabhey_dj)さんが2019年11月21日にツイッターに投稿した写真。

キャンプ用の椅子にどっかりと座り、くつろいだ様子なのはDJ cabheyさんのペットではなく、野良猫だ。

あまりにも堂々とした様子に、投稿を見た人からは

「飯はまだか?」
「まぁ、ゆっくりしてけや!」
「ふーん、良い椅子じゃんどこのブランド?」

など、猫の気持ちになりきった、ふてぶてしいリプライが寄せられている。

見ず知らずの他人のキャンプに、この猫はなぜこんなにも馴染んでいるのか。

Jタウンネット編集部は22日、DJ cabheyさんに当時の状況を聞いた。

最後には膝の上でスヤスヤ

DJ cabheyさんはその日、職場の同僚と一緒に山梨県のキャンプ場を訪れていた。

猫が現れたのは、食事を終えた後だった。

「焚き火を囲んでの食事を終え炊事場に洗い物をしに離れ、戻ってきたら野良猫が我々の椅子に座っていた、といった状況です」(DJ cabheyさん)

夜ともなるとかなり冷え込む季節だ。猫も焚火で温まりたかったのだろう。

結局しばらくの間、猫とDJ cabheyさんたちは一緒に火を囲み、

「最後には座っている自分の膝の上に飛び乗って寝るふてぶてしさを見せてくれました」

とのこと。DJ cabheyさんがキャンプ場の管理人に聞いたところによると、たまにキャンパーのところへ遊びにやってくる猫だそうで、すっかり人間に慣れているようだ。

22日、DJ cabheyさんはこの時の様子を撮影した動画も投稿した。

野良とは思えないほどリラックスした様子で毛づくろいに励んでおり、警戒心のかけらも感じられない。

この猫、キャンパーたちに相当かわいがられているようだ。