2019年10月30日に投稿された次のようなツイートが、いま話題になっている。

写真は、真っ白な紙の上に置かれた、真っ赤なリンゴ。右手前には色鉛筆がきちんと揃えられている。「リンゴを10時間掛けて色鉛筆で描いたように見える本物のリンゴです」というコメントが添えられている。

投稿者のARIAさん(@X86Natsuki)は、色鉛筆でリアルな写実画を描くことで知られる作家さんだ。本物のリンゴなのか、それともやはりARIAさんが描いた絵なのか、ツイッターには疑心暗鬼な声が寄せられ、14万件を超える「いいね」が付けられている。

ツイッターに寄せられている反応を見てみよう。

「絵みたいな本物だね!」


ARIAさん(@X86Natsuki)のツイートより

ツイッターに届いているのは、次のような反応だ。

「普通なら本物と疑われるのに普段のクオリティが高すぎて逆に絵だと疑われるの草」
「『本物のリンゴです』と言われてもなお、『実は絵なのでは?』と思ってしまう それほどまでに普段の絵のクオリティが高いことを実感する」
「これあれだよね? 本人の言葉に惑わされずに本物か絵か当てるゲームだよね! これ絵だよね!!! そうだと言って!!!! てかもうそうとしか見えないwww」
「絵みたいな本物だね!」
「もう何を信じていいのか分からないよ」

ツイッターユーザーの皆さん、かなり混乱しているようだ。

ちなみにARIAさんが色鉛筆で描いた絵は、こんな具合だ。

なるほど、とても色鉛筆で描いた絵とは思えない、実物にしか見えない。

上の写真は、いったいどちら? Jタウンネット編集部が、念のためARIAさんに確認すると...。

「ツイートしたリンゴは紙の上に置いただけの『本物』のリンゴです。ツイートにも『描いたように見える本物』と書いてます。 リンゴの絵は今描いております」

ご本人は「本物」と断言している。

ところで、色鉛筆で本物そっくりなリアルな絵を描こうと思ったのは、何がきっかけだったのだろう?

「YouTubeの動画で外国人がリアルな絵を描いていて真似して描いたのがきっかけです」

本格的に描き始めたのは2年前からだという。「本物みたいと言って貰えるのがすごく嬉しいです」と答えてくれた。