リヴァプール、カラバオ杯準々決勝とクラブW杯がバッティング…2チームを用意し対処?

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 リヴァプールはカラバオ・カップ準々決勝の日程について、同大会を主管するイングリッシュ・フットボール・リーグ(EFL)と協議を行っているようだ。31日、イギリス紙『ミラー』が報じた。

 リヴァプールは、30日に行われたカラバオ杯4回戦で激闘の末にアーセナルを撃破。12月17日から18日にかけて行われる準々決勝でアストン・ヴィラとの対戦が決定した。

 しかし、リヴァプールは同じ日に別の大陸での試合を控えている。昨シーズンのチャンピオンズリーグ王者である同クラブは、カタールで行われるFIFAクラブ・ワールドカップに12月18日の準決勝から参戦するのだ。

 そのため、A・ヴィラ戦の日程を後ろ倒しにすることが検討されており、最も現実的な代替日としてカラバオ杯準決勝のファーストレグが行われる1月8日が候補に挙げられているという。同日にA・ヴィラ戦を行えば、リヴァプールが勝ち上がった場合でも決勝戦が行われる3月1日までに準決勝の2試合を無理のない日程で開催できる。

 また、議論ではカラバオ杯準々決勝を日程通り行う案についても話し合われているようだ。この場合、リヴァプールは2つのチームを用意して、同じ日に2つの大陸で2つの試合を行うことになる。クラブW杯には3人のGKを含めた23選手を登録する必要があるため、同日開催となった場合、A・ヴィラ戦のメンバーはリザーブチーム中心で構成され、ファーストチームのコーチであるペップ・ラインダースかピーター・クラヴィーツが指揮を執るだろうと『ミラー』紙は推測している。