鳥栖戦で疑惑のゴール

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[10.5 J1第28節 鳥栖2-1FC東京 駅スタ]

 海外でも波紋を呼んでいるようだ。サガン鳥栖対FC東京の試合で生まれた疑惑のゴールに、スペイン『マルカ』がツイッター(@marca)で反応している。

 問題のシーンは、5日に駅前不動産スタジアムで行われたJ1第28節・鳥栖対FC東京の後半アディショナルタイム5分に起きた。

 左サイドのFKからFW小野裕二がクロスを入れると、ファーのDF高橋秀人が頭で折り返し、ゴール前のFW豊田陽平が反応。うまく合わせられなかったが、その奥から走り込んだMF金井貢史が最後に押し込み、劇的な決勝ゴールを挙げた。

 ただ、この得点場面で豊田の左手にはっきりとボールが当たっており、FC東京の選手たちは主審に猛抗議。しかし判定は覆らず、鳥栖がそのまま2-1で勝利を収めた。

 新ルールでは、手にボールが当たってゴール決まった場合は故意かどうかにかかわらず、全てハンドになる。また、同ゴールシーンでは豊田や金井の位置もオフサイドだったかどうか微妙なポジションだった。

 スペイン『マルカ』はこれらを踏まえ、「Jリーグで混乱。フェルナンド・トーレスの古巣であり、イサック・クエンカがプレーするサガン鳥栖が、96分(正しくは95分)の“3重の論争”を伴ったゴールで首位FC東京に勝った。オフサイド? ハンド? もう一度オフサイド?」とツイート。動画も掲載し、物議を醸すゴールだったことを伝えている。