2018年に発売60周年を迎えた日清食品のチキンラーメンはNHK朝の連続テレビ小説「まんぷく」の影響もあり、60周年目に史上最高の売上を記録したそう。昔ながらの味を楽しめる国民食のひとつとして改めて認知されたのではないでしょうか。

昔ながらの味が楽しめるといっても、年を追うごとに少しずつ進化を重ねているのもチキンラーメンの特徴。チキンラーメンといえば生卵を落として食べるのが最高に美味しいわけですが、生卵を落としやすいように麺の中央に“たまごポケット”が作られたのも進化のひとつですよね。

たまごポケットにわさびを入れてみた

さて。この穴には「たまごポケット」と名付けられていますが、生卵以外のものを入れてはいけないという決まりはありません。今回は生卵ではなくこんなものを入れてチキンラーメンを作ってみました。

それはチューブのわさびです。生卵の代わりにわさびをたまごポケットにたっぷりと注入します。

どうでしょう。生卵以外を入れてもいい感じに収まりますね。ここに熱湯を注ぎ、フタをして3分待ってみると実に美味しそうで刺激的なチキンラーメンが完成しました。

フタを開けた瞬間、湯気とともに立ちのぼるわさびのツーンとする香り。目と鼻を激しく刺激してきます。食べる前から涙があふれてきました。

箸で全体をかき混ぜてから食べると、これがもう実にウマい。もちろん激辛味になるので辛い食べ物が苦手な人は絶対に無理な味ですが、結局は鶏ガラ+わさび醤油ということになるのですから美味しくないわけがありません。

わさびのツーンとくる刺激と辛さによって味がビシッと締まり、具が一切入っていなくても飽きずに最後まで食べられます。ついつい箸が進んでしまいますが、麺を思いっきりすするとむせてしまう危険があるのでそれだけは気をつけましょう。

もちろんこちらをベースに具を入れても最高ですし、胡麻やきざみ海苔をちょっと振りかけるだけでも美味しくなりますよ。

(執筆者: ノジーマ)

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