7月17日のできごとは「Libretto ff 1100CT 発売」「LUMIX DMC-FZ1000 発売」ほか:今日は何の日?

7月17日のおもなできごと


1999年、東芝がミニノートPC「Libretto ff 1100CT」を発売

2014年、パナソニックが「LUMIX DMC-FZ1000」を発売

2014年、マイクロソフトが「Surface Pro 3」を発売

2015年、アップルが第6世代「iPod Touch」を発売

1999年:DynaBook10周年記念でモデルチェンジしたミニノートPC「Libretto ff 1100CT」



東芝のDynaBook10周年を記念して登場したいくつかのPCのうち、ミニノートPCとなるのが「Libretto ff 1100CT」。デザインを一新し、カメラ(SCOOPY)の搭載、リモコン(i.Suttle)対応、Smart Mediaスロット装備という、記念モデルらしく新しい要素を多数取り込んでの誕生となりました。

ユニークなのが、このカメラ。実はPCに装着したまま使えるだけでなく、取り外しての利用もできました。PCがないと撮影できないのは変わりませんが、より自由なアングルでの撮影がしやすいのがメリットです。ただし、別途延長ケーブルが必要です。

スペックは、CPUがMMX Pentium 266MHz、64MB メモリー、3.2GB HDD、7.1インチ液晶(800×480ドット)、重量約980gというものでした。

会社が変わるなどの色々大変なことがありましたが、今年はdynabook(DynaBook)ブランド30周年。ぜひまた攻めたモデルとして、Librettoシリーズが復活してくれると嬉しいですね。

2014年:大きな1インチセンサーと16倍ズームレンズを装備「LUMIX DMC-FZ1000」



FZシリーズとして初めて2010万画素の1インチセンサーを搭載し、画質を大きく向上させたのが「LUMIX DMC-FZ1000」。一見するとミラーレス機のように見えますが、実はレンズ一体型。35mm判換算で25〜400mm(16倍ズーム)/F2.8-4.0というレンズが搭載されています。

さらに、フリーアングルの液晶ディスプレー、有機EL採用のEVF、ストロボ、操作しやすいダイヤル、高速AF、最大ISO12800(拡張ISO25600)という感度、そして質感の高いボディーと、装備も性能も満足いく出来栄えでした。また、フルHDで120fpsのハイスピード動画が撮影できるほか、4K30p動画の撮影もできるなど、静止画だけでなく動画撮影性能の高さも魅力です。

約10万円という価格はカメラとしてはお高めですが、それに見合うだけのモノはしっかり詰め込まれていました。なお重量は約831gありますが、ホールドしやすいデザインですから、それほど気になりません。

ちなみに後継モデルは、今年の3月に発売されたばかりの「LUMIX DMC-FZ1000 II」。センサーや光学系は引き継ぎつつ、Fnボタンの増加、液晶のタッチパネル、ズームバック機能などが追加され、より使いやすく進化しています。