日本代表の森保一監督

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[6.9 キリンチャレンジ杯 日本2-0エルサルバドル ひとめS]

 9日に行われたキリンチャレンジ杯でエルサルバドルと対戦して2-0で勝利した日本代表森保一監督は、試合後のインタビューで「チームとしても良い形を出せたと思う」と振り返った。

 6日のトリニダード・トバゴ戦から先発6人を入れ替え、システムは3-4-2-1を継続して採用。序盤からフィニッシュに持ち込む場面を創出すると、前半19分にFW永井謙佑のゴールで先制。さらに同41分に再び永井がネットを揺らして2点リードで折り返す。後半14分には選手を3人入れ替え、システムを4-2-3-1に変更し、同20分には18歳5日でA代表デビューとなるMF久保建英をピッチへと送り込んだ。その後もゴールに迫る場面を作りながらも追加点は生まれなかったが、エルサルバドルの反撃も許さずに2-0の完封勝利を収めた。

 トリニダード・トバゴ戦では無得点に終わっていたが、この試合は2得点。指揮官は「1試合目よりも2試合目、チームとしても良い形を出せたと思う。1試合目もチャンスを作れたが、今日は仕留めることができた。結果に結び付けることができたのは選手にとっても、チームにとっても自信になる」と手応えを語るだけでなく、「ディフェンスラインからビルドアップして前線の攻撃につなげていく部分、選手たちがよくチャレンジしてくれた」と答えた。また、デビューした久保については「良いプレーをしてくれたと思う」と評価している。

 森保監督率いる日本代表はメンバーを入れ替え、14日に開幕するコパ・アメリカに参戦。グループCに入る日本は18日にチリ、21日にウルグアイ、25日にエクアドルと対戦する。