二階堂ふみ

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女優・二階堂ふみが、2020年春にスタートするNHK・連続テレビ小説『エール』のヒロインに選ばれ、3日の同局で、主演の窪田正孝と会見に臨んだ。

このドラマは、高校野球の大会歌「栄冠は君に輝く」などを手掛けた作曲家、古関裕而(こせき ゆうじ)氏と、妻で歌手として活躍した内山金子(うちやまきんこ)氏をモデルにした、夫婦の物語。

二階堂は、2802人が参加したオーディションを勝ち抜き、初めての朝ドラ出演を果たす。

今作における制作スタッフ・土屋勝裕氏は「およそ2カ月前にオーディションをスタートさせていました。書類選考からカメラテストまで繰り返しました。そのテストで、二階堂さんは渾身の演技を見せてくれました。今回の役柄に一番ふさわしい女優さんだと思いました」と抜擢理由が明かされた。

「オーディションでは、難しい場面を演じてもらったのですが(役名の)音さんがそこにいるかのような演技を見せてくれました。ご本人がいる前で話すのは恥ずかしいのですが、二階堂さんをおいて他にいないと思いました」と迷いなく決めた様子も示された。

ヒロインの座を射止めた二階堂。率直な思いを訊かれて「この作品が朝ドラになるという情報を聞いてから、何とか携わりたいという思いがあって、オーディションを受けさせて頂きました」とキッカケを話した後「実は…昨日、この吉報を聞いたばかりでして…」と明かし、笑みをこぼした。




決まったことが「本当なのかなぁー、もしかして嘘なのかなぁーとも思いました。なので今日も、この会場で落とし穴があったらどうしようとも想像していました」と話す場面も。

「でも、こうやって皆さんにご挨拶をさせて頂いて、本当にこの作品に携わることが出来るんだと感じました」と大きな笑顔。「今は嬉しい気持ちでイッパイです」と喜びを噛みしめていた。

連続テレビ小説102作目となる同ドラマは、NHK総合、NHK BSプレミアムにて、2020年の春にスタート。

▼ (左から)窪田正孝二階堂ふみ