約30年続いた「平成」という時代も、いよいよ終了する。「令和」という新たな元号を迎える今、平成という時代をもう一度振り返ってみよう。

「平成の歌姫」というと、誰を思い起こすだろう。昨年、惜しまれながら引退した安室奈美恵。宇多田ヒカルや浜崎あゆみ、また倖田來未、絢香、MISIA、椎名林檎といった実力派、若者に人気のきゃりーぱみゅぱみゅや西野カナも、忘れがたい。


No.1に輝いたのは...

そこで、Jタウンネット研究所では、「平成を代表する『歌姫』といえば?」という質問でアンケート調査を行った(総投票数5877票、調査期間2018年12月17日〜2019年4月16日)。

はたして、その結果は――。

熾烈な争いを制したのは?

平成を代表する歌姫は誰だろう? という問いかけに対しての結果は、下のランキングのとおりだ。


「平成を代表する『歌姫』といえば?」調査結果(Jタウンネット調べ)

平成を代表する歌姫、まれにみる激戦を勝ち抜いて第1位に輝いたのは、やはり「安室奈美恵」だった。得票率は27.0%だった。

第2位の「浜崎あゆみ」24.5%、第3位の「西野カナ」22.7%、第4位の「倖田來未」20.7%が、熾烈なデッドヒートを繰り広げた。

ファン同士が投票を呼びかけるツイートを交わし、それによって得票数もガラガラと変わるという、スリリングな展開となった。ファンの熱意がアンケート調査の結果に大きく影響を与えたと言えるかもしれない。

とはいえ「安室奈美恵」は、別格だった。平成初期にデビューし、数多くのヒット曲を生み出し、アムラーなどの社会現象を引き起こし、平成末期に引退してしまった。まさに平成を代表する歌姫「NO.1」は、順当な結果だろう。

その安室ちゃんに一時肉薄した「浜崎あゆみ」、予想外の大健闘だった「西野カナ」、ファンの結束力がひときわ目立った「倖田來未」と、それぞれ平成の歌姫たちのパワーにはただただ脱帽するしかない。

さて「令和」の時代には、どんな歌姫が誕生するのだろう? それはそれで楽しみだ。