映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で監督・脚本、映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」では製作総指揮を担当したジェームズ・ガンによる新作映画が「BRIGHTBURN」です。BRIGHTBURNはガン監督が得意とするスーパーヒーローものでありながら、主人公は人知を超えた力で人々に襲いかかるという「スーパーヒーロー・ホラー」なる新しいジャンルの作品となっており、主人公の邪悪な一面が垣間見えまくる最新予告編が公開されています。

BRIGHTBURN - Official Trailer #2 - YouTube

赤く光る邪悪な瞳からムービーはスタート。



物語の舞台は何の変哲もない平和そうな田舎町。



プロデューサーを務めるのはジェームズ・ガン。



「ママ、僕は何者なの?」「あなたは天からの贈り物よ」という親子の会話。スーパーマンの生い立ちを描く映画「マン・オブ・スティール」の導入部分を想起させます。



場面は変わり、夜空から飛来する謎の光。



地上に何かが落下したらしく、ものすごい衝撃に襲われます。



衝撃派の原因が気になり、森深くへと入っていく1組の夫妻。ミス・ブレーヤーを演じるのがエリザベス・バンクス、ミスター・ブレーヤーを演じるのがデヴィッド・デンマン。



そこで見つけたのは、なんと小さな赤ん坊でした。



それから時が流れ、森の中で見つかった小さな赤ん坊は小学生くらいの男の子に成長します。「B」と左右反転させた「B」を重ねたかのような独特な形のシンボルをノートに書き殴っているのが、BRIGHTBURNの主人公となる少年ブランドン・ブレーヤー。演じるのはジャクソン・A・ダンです。



他の子どもとは何かが違う、ということでいじめられるブランドン。



乱暴に地面に倒されてしまいます。



「彼は気味が悪いわ!」と少女が語りますが、「お前が起こしてやれ」と先生に促され……



仕方なく手を差し出します。



その手をぎゅっと握ったブランドン。少女の手からは「ミシミシッ」と骨が砕ける音がして、少女は悲鳴を上げます。



場面は変わり、少年の行いを非難する女性。手を砕かれた少女の母親のようで、ブレーヤー夫婦を激しく責め立てます。





少女の母親とブランドンの目線が交錯。母親は明らかにブランドンに向けて敵意を放っています。





場面は変わり、高速回転するプロペラをじっと見つめるブランドン。





すっと手を伸ばし……



ガキンと大きな音が鳴ります。



しかし、ブランドンの手は無傷で、代わりにプロペラがぐにゃりと曲がっています。



これを見たブランドンは口元をほころばせます。



「あれは息子じゃない!」とミスター・ブレーヤー。



場面は変わって手を砕かれた少女の母親が仕事をしているシーン。



周囲の異変に気づきます。



窓にはブランドンがノートに書き殴っていたあのシンボル。



突如天井のライトが砕け……



目にガラスの破片が刺さります。





そしてうごめく謎の影。



恐怖を感じ部屋へと逃げ込む女性。





しかし、次の瞬間に頑丈そうな扉が切り裂かれていきます。



唖然とする女性。



扉が壊れると……



奥にはマスクをかぶった小さな姿。



次の瞬間、女性にどう猛に襲いかかります。



再び場面は変わり、警察がブランドンの家へやってきました。



何かを見つける母親。



そこにはまがまがしい何かが描かれていました。





女性を襲ったマスクと同じ姿が描かれています。



さらに、旅客機の墜落事故が発生。



墜落した飛行機の破片にはあのシンボル。



なぜか保護されている少年。一体何をしたのか……。



暗闇を走る自動車の前に立ちはだかるシルエット。





一瞬で姿が消えます。



自動車に乗っているのはブランドンの育ての父親であるミスター・ブレーヤーでした。



車の前に立ちはだかるシルエットに対して「ノー!ノー!」と怯えるミスター・ブレーヤー。



ブランドンの目が赤く光ります。



「一体何をしたの……?」





自動車の後輪が浮かび……



垂直に持ち上げられた自動車が……



グシャッ



そしてブレーヤー夫人の家にもシルエットが。





見えない何かにショットガンで対抗しようとします。



逃げ回るブレーヤー夫人。



ベッドの下に隠れ、何かをやり過ごします。



危機をかぎつけやってきた警察官は……



家の中に入る前に一瞬で姿を消します。



家の中を飛び回る何か。



「BRIGHTBURN」



ブレーヤー夫人の視線の先には一体何が現れるのか……。





「BRIGHTBURN」は2019年5月24日に全米公開予定ですが、記事作成時点では日本での公開予定は未定です。