イングランド復帰のミケルが中国行きに警鐘「30歳以下で行くべきではない」

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チャンピオンシップ(イングランド2部相当)のミドルズブラに所属するナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケル(31)が、中国への移籍についてある忠告した。『SPORTbible』がイギリス『テレグラフ』を引用して伝えている。

2006年からチェルシーでプレーしたミケルは、在籍した約10年半で2度のプレミアリーグ制覇やチャンピオンズリーグ優勝など数々のタイトル獲得に貢献した。その後、2017年1月に中国の天津泰達へ移籍。2年間で公式戦31試合に出場し3ゴール3アシストを記録し、昨年11月の中国リーグ終了後に契約満了を迎え、今年1月にイングランド復帰を果たした。

そんなミケルは、天津泰達での2年間を振り返ると、中国移籍を考えている選手たちに警鐘を鳴らした。特に「30歳以下で行くべきではない」と主張する。

「中国に行くことを考えている人にアドバイスをするなら、長い時間をかけてしっかりと考えてほしいということかな。私なら30歳以下の選手には絶対に行くべきとは言えないね」

「異文化を学ぶだけであったり、経験を得たいのであれば2年間いる価値はあるかもしれない。ただ、もし若いのであれば、お金に誘惑されてはいけない。そしてしっかりと行こうとしているクラブについて調べる必要がある」

母国メディアによると、ミケルは食べ物やライフスタイルでカルチャーショックを受けた模様。また、一部のクラブを除き、ピッチやスタジアムが悪く、医療設備も整っていなかったようだ。ただ自身は後悔していないと主張している。