日本での生活を語った神戸MFアンドレス・イニエスタ

写真拡大

 ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが日本での生活や自身の将来について語っている。スペイン『パネンカ』でのインタビューを同国『エル・エスパニョール』が伝えた。

 昨年夏に神戸へ加入し、2シーズン目を迎えるイニエスタ。日本での生活は快適に感じているようだ。

「神戸は非常に心地いい街だよ。散歩に出かけたり、いろいろなレストランに行ったり、自由な時間がある時はできるだけ外出するようにして、大阪など他の街も訪れるようにしている。東京はまだプライベートで行ったことはないが、とても大きな街でたくさんの人がいることを知っているよ」

 また、日本人とスペイン人の違いを表すエピソードの1つとして、ファンのサインの頼み方を挙げた。

「日本人がシャイなのはおそらく本当だ。写真やサインを自分に求める時のアプローチの仕方が(スペインと)大きく異なる。ここでは多くの場合、彼らが(サインを頼もうと)思い切って一歩を踏み出した時、すでに僕はその場を去っているんだ。彼らは少し躊躇しているが、僕にとっては嬉しいことだよ。写真やサインが迷惑なことではないといつも言っている。でも、ここに来た最初の日から愛とリスペクトを感じているよ」

 イニエスタは最後に自身の将来についても言及。「コメンテーターとしての将来を想像するのは難しい。だけどバルセロナの会長よりはコメンテーターになる方が可能性は高いと思う。ただ、そのことについては考えたこともないし、考えたいとも思っていないよ」。しばらくは神戸でのプレーに集中するつもりのようだ。