【前園真聖コラム】第235回「Jリーガーに意識してほしいチャンスの残り少なさ」
Jリーグはまだ2節を終了したばかりですが、日本人選手にはリーグ戦であと1節、ACLやルヴァンカップを合わせてもあと3試合しかチャンスがないことを意識してほしいと思います。
なぜなら次の日本代表の選考がもうすぐだからです。3月22日のコロンビア戦、26日のボリビア戦がもう目の前に迫っています。11日の週には、次の日本代表が発表されるでしょう。選ばれるためにアピールできる機会はもうわずかしかありません。
今のJリーグは実力を認めさせる格好の場になっています。多くの外国籍選手が自分のチームにいるのですから、まずそこでポジションを奪い、相手チームの有名外国籍選手を打ち負かすことができれば、国際試合でも活躍できるという証明になります。
アジアカップの日本代表を見ても、まだまだ多くのポジションで新たな戦力が台頭しなければいけないのは間違いありません。大迫勇也がいなければ急に攻撃力は落ちますし、両サイドバックは長友佑都、酒井宏樹を脅かす選手がいません。
2列目こそ国内外で人材が豊富ですが、ボランチでは山口蛍や守田英正などがもっと力を発揮して、柴崎岳、遠藤航と競り合わなければいけないはずです。またGKは、まだ誰もレギュラーポジションをつかんだと言えない状態でしょう。
そういう意味では、今こそ日本代表の門をこじ開けるいいチャンスのはずです。なので選手たちにはさらに必死でプレーして、日本代表選手たちを脅かす存在になってほしいと思います。僕はどんな選手が飛び出してくるのか、楽しみにしています。
なぜなら次の日本代表の選考がもうすぐだからです。3月22日のコロンビア戦、26日のボリビア戦がもう目の前に迫っています。11日の週には、次の日本代表が発表されるでしょう。選ばれるためにアピールできる機会はもうわずかしかありません。
アジアカップの日本代表を見ても、まだまだ多くのポジションで新たな戦力が台頭しなければいけないのは間違いありません。大迫勇也がいなければ急に攻撃力は落ちますし、両サイドバックは長友佑都、酒井宏樹を脅かす選手がいません。
2列目こそ国内外で人材が豊富ですが、ボランチでは山口蛍や守田英正などがもっと力を発揮して、柴崎岳、遠藤航と競り合わなければいけないはずです。またGKは、まだ誰もレギュラーポジションをつかんだと言えない状態でしょう。
そういう意味では、今こそ日本代表の門をこじ開けるいいチャンスのはずです。なので選手たちにはさらに必死でプレーして、日本代表選手たちを脅かす存在になってほしいと思います。僕はどんな選手が飛び出してくるのか、楽しみにしています。
1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。