飼い主と思われる男性の車を必死に追いかける犬(画像は『Mirror 2019年2月8日付「Loyal dog desperately chases after cruel owner’s car after being dumped beside lake」(Image: Viralhog)』のスクリーンショット)

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このほどアメリカで、湖のほとりに犬を捨てて車で立ち去る男性の様子を捉えた動画が人々の怒りを買っている。『Mirror』『Metro』などが伝えた。

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米カリフォルニア州ベーカーズフィールドのミング湖のほとりで、黒い犬が捨てられる様子を捉えた動画が物議を醸している。動画には黒のセダン車に乗った男性が、連れて来た犬をその場に置きざりにする様子が捉えられていた。

犬は自分が捨てられることを悟ったのか、「クーン、クーン」と悲し気な鳴き声をあげて男性にすがりつく。ところが男性は犬を振りほどき自分だけ車に乗ろうとした。

犬も捨てられたくない一心からか隙を見て車に乗り込むが、男性に車の外へと放り出されてしまう。たまたま現場を通りかかり、動画を撮影していたスティーブン・サーガ・シルバーさん(Stephen Sage Silver)の「それは君の犬だろ! あんまりだ!」と叫んでいる声が聞こえる。

スティーブンさんの声掛けにもかかわらず、男性はそのまま犬を置きざりにして車を走らせた。必死で車を追いかける犬の後ろ姿がなんとも切ない。スティーブンさんは撮影した動画を今月5日、Facebookに投稿し次のように綴った。

「最初に目にした時、犬は顔を殴られていました。その後、男性と私は口論になりかけたのですが、男性は犬を置いて車で去って行きました。」

この犬の飼い主と思われる男性の調査は、既にカーン郡動物保護センターが行っているとのことだ。この男性は軽犯罪に問われる可能性もあり、同センターでは男性に関する情報を集めている。幸いにも捨てられた黒い犬は同センターが保護しているという。

画像は『Mirror 2019年2月8日付「Loyal dog desperately chases after cruel owner’s car after being dumped beside lake」(Image: Viralhog)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)