ジュノ(2PM)、ファンからのサプライズ演出に感動「生まれてよかったな」
大人気グループ・2PMのメンバーであり、ソロアーティストとしても活動しながら、俳優業でも高い才能を発揮しているジュノ(29)が5月3日から公開される『薔薇とチューリップ』で日本映画に初主演。
1人2役に挑戦した作品をひと足早く披露するプレミアム上演イベントをパシフィコ横浜で開催。昼夜2回の夜公演をレポートします!!
個展開催のため来日した、世界的現代アーティストのネロが、ある理由から自分とそっくりな韓国人留学生デウォンと入れ替わる物語の上映後、ステージに登場したジュノは、
「(会場のみなさんに)評価されている感じもありますし、とにかく緊張しています。(ライブとは)まったく違う緊張感です」
司会者からエンドロールの後に大きな拍手が起こっていたことを伝えられると「ありがとうございます」と表情をゆるめる。今作のメガホンをとった野口照夫監督によるベストシーンが3つ挙げられ、ジュノが演じたネロとデウォンが一緒に温泉に入り言葉を交わすという、高い演技力を要求される場面については、
「不思議ですが、このシーンでの演じ分けは、そんなに大変に感じなかったんです。それよりも印象に残っているのは、お湯がとても温かくて、一歩外に出るととても寒かったこと。そして、タオルが(下半身から)少しでもずれたら大変だということをずっと考えていました(笑)。演技よりもタオルで隠すことをいちばん気にしました。でも、とても真剣に一生懸命、演じたシーンです(笑)」
ファンからの質問に答えたり、お絵描きクイズを楽しんだ後は、1月25日の誕生日をサプライスでお祝い。
「最近、時間がわからなくなるくらい忙しく、(主演韓国ドラマ『自白(原題)』の)撮影に追われながら過ごしています。そんな感じなので、誕生日も考えていなかったんですね。こんなふうに準備してくださって、心から感謝申し上げます。生まれてよかったな」
笑顔を見せる。会場のファンとともに記念撮影を終えると、
「みなさんには、今年、『薔薇とチューリップ』を心にとめていただきながら、僕とメンバーたちが(兵役から)戻ってくるのを待っていていただけるとうれしいなと思います。ネロとデウォンのことを考えながら、少しだけ待っていてください。また、戻ってきます」
みずから手がけた主題歌『Nothing But You』について、
「主題歌ということで、作品の雰囲気に合わせ、登場人物に感情移入できるものにしたいなと思いました。そして、この曲がエンドロールで流れているときは、音楽を通じて希望を届けられるような、そんな、映画の世界観を届けられるような曲にしたいと思って作りました」
映画『薔薇とチューリップ』
5月3日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋、名古屋・センチュリーシネマにて劇場公開
■原作の東村アキコによるマンガが『月刊!スピリッツ』(小学館)にて今春連載スタート
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