名優ロバート・レッドフォードの“俳優引退作”が2019年夏公開、GG賞で主演男優賞ノミネート
名優ロバート・レッドフォードの最新作であり、惜しまれつつも俳優引退作となる、実在した伝説の銀行強盗犯を描くクライム&ラブ・ストーリー『THE OLD MAN & THE GUN(原題)』が2019年夏に公開される。
1980年代初頭から、アメリカ各地で銀行強盗事件が頻繁に多発。その犯人は、度重なる銀行強盗とそれによる逮捕と脱獄を繰り返していたが、その犯行スタイルはいわゆる強盗のイメージを覆すような、発砲もしなければ暴力も振るわない、礼儀正しい紳士的な老人だった。この実在の人物である強盗犯フォレスト・タッカーをロバート・レッドフォードが演じており、レッドフォード本人もインタビューで「脚本を読んだ時に、あまりに面白く、まるで夕日に向かって消えていくガンマンのイメージだと思い、これなら最後の作品にふさわしいと思った」と言及している。
ロバート・レッドフォード扮するタッカーを追う若き刑事ジョン・ハントをケイシー・アフレックが演じ、アカデミー賞女優シシー・スペイセク、ダニー・グローヴァー、ミュージシャンのトム・ウェイツらが共演する。
米国時間12月6日に発表された第76回ゴールデン・グローブ賞にて、主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネート。ノミネートは『オール・イズ・ロスト〜最後の手紙〜』(2013年)以来、11回目となる。
映画『THE OLD MAN & THE GUN(原題)』は2019年夏TOHOシネマズシャンテ他全国公開
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
映画ランドNEWS - 映画を観に行くなら映画ランド