お笑いコンビ「バナナマン」が司会を務めるバラエティー番組「バナナマンのせっかくグルメ!!」(TBS系)。

地元の方に、ここに来たら「ぜひ食べてもらいたい!」と思うおすすめ絶品グルメを直接聞き込みして食べるという企画だが、2018年12月2日の放送では、バナナマンの日村さんが秋田を訪れていた。

日村さん「一口でご飯一膳いける!」と絶賛

秋田の郷土料理である稲庭うどんや、新名物としてミシュランも認めた東京の超有名店で修業した店主が作る担々麺などが紹介されたのだが、その中で「これも名物だったとは」と驚きの声が挙がったのが「天然のとらふぐ」だった。

日村さんは、ロケで出会った地元民の勧めで入ったお店でテッサ(ふぐ刺し)や唐揚げ定食を味わったのがが、「うまい!ずっと食べていたい」「(から揚げを食べて)一口でご飯一膳いける!」など、その味を絶賛していた。

ツイッター上では、秋田で天然のとらふぐが獲れることに「知らなかったわ」「秋田はふぐ有名なのね」「秋田人でも知っている人少なさそう」という意見があった。

ブランドふぐだった

天然のとらふぐといえば山口県下関が有名だが、以前から秋田でも獲れていた。とらふぐ最北の産卵場所が秋田県男鹿沖付近といわれ、「北限の天然ふぐ」としてブランド化もされている。秋田港のある土崎地区では、毎年水揚げのある時期に「ふぐ祭り」も開催されている。

秋田産のとらふぐは、冷たい日本海で育つため成長がゆっくりなぶん、身が引き締まっていて歯ごたえがいい。そして、深い味わいがあるのも特長だ。


「ふぐ」も秋田の名物だった(画像はイメージ)