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フリマアプリメルカリ」の出品者から、本人確認のための利用制限が数ヶ月経っても終わらないという訴えが相次いでいる。中には、得られるはずの売上金が利用制限中に失効するケースもあり、物議を醸している。メルカリは取材に対し、失効した場合も「本人確認の結果や、不正な取引がないことが確認され次第、売上金は再付与される」と回答した。

メルカリをめぐっては、8月頃から本人確認書類を提出するよう求められたという声が増加。本人確認中は利用制限を受け、メルカリを通じて販売した売上金を受け取ることができない。ある利用者は、8月6日から利用制限を受け、10月30日になっても本人確認が完了せず、「今日ついに申請期限を迎えます…これから毎日売上金が失効し、計33万円が奪われる」とTwitterに投稿。その翌日にようやく利用制限が解除されたものの、売上金のうち6012円が申請期限切れで失効してしまった。その後、本人確認中に失効した売上金は戻すという連絡が届いたが、登録している口座にはまだ振り込まれていないという。

メルカリに対し、本人確認や利用制限の理由、なぜ急に本人確認を強化したのかを確認したが、「安心・安全にアプリをご利用いただけるよう」との回答。本人確認に3ヶ月近くかかる理由についても、「個別で事情が異なりますので、詳細につきましては回答は控えさせていただきます」とのことだった。なお、本人確認ための利用制限中に振込申請期限を迎え売上金が失効した場合は、「本人確認の結果や、不正な取引がないことが確認され次第、売上金は再付与しております」と説明。振込申請期限を迎えた売上金は、自動で登録口座に振込まれるとのことだった。