スーツケースが持ち主を自動で追いかける! 旅行や出張を変える次世代のスマートスーツケース「Airwheel SR5」

「スーツケースゴミ」が、日本の空港を悩ましているという。
外国人観光客が国内で大型スーツケースを購入し、持ち込んだ古いスーツケースの中身を入れ替えたのち、古いスーツケースをそのまま捨てていくのだそうだ。
こうしたニュースからも、大量の荷物が入るスーツケースは、現在においても海外旅行や長期の旅行の必需品であることは間違いない。
しかし、大量に荷物が入る便利なスーツケースも、持ち運びや移動という面からみれば、原始的で不便な点も多い。
・大量に荷物が入る反面、重くなる
・路面によって、スムーズに引けない
など、思うように扱えず、疲労やストレスもたまってしまう。
スーツケースが自動で移動してくれれば楽なのに…と、
叶わない妄想もしたくなるだろう。
しかし、現代テクノロジーは、そんな妄想を実現した。
スマートスーツケース「Airwheel SR5」は、まさに自走してくれるのだ。
10月上旬からクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にてプロジェクトが開始される。
「Airwheel SR5」は、持ち主の歩行速度を感知して、
・適度な速度
・持ち主との距離
を保ちながら。自動で持ち主を追いかけてきてくれるスーツケースなのだ。

スーツケースとブレスレットが連動
スマートスーツケース「Airwheel SR5」は、UWB(超広帯域無線システム)を採用している。
スマートスーツケース「Airwheel SR5」は、UWBにより、
リアルタイムで位置を測位しながら、利用者が装着している「スマートブレスレット」の正確な位置を把握する。
そして利用者のうしろを自動走行しながら、ついてきてくれるのだ。
「Airwheel SR5」が利用者から3メートル以上離れると、スマートブレスレットのバイブレーションで通知もしてくれる。
さらに、スマホとBluetoothで連携も可能だ。
スマホに専用アプリをインストールしておけば、アプリ内で速度や、エラーメッセージ、盗難防止などの設定をすることもできる。
スーツケース本体は、航空会社の規定に適合したサイズなので、手荷物として機内にも持ち込むことができる。
また、保安検査場を通るときは、「Airwheel SR5」本体の電池を取り外して「モバイルバッテリー」としても利用できるという。

指紋認証によるロック機能を搭載
スーツケースには、
・給電用のUSBポートが2つ用意
・指紋認証によるロック
なども搭載されている。
Airwheel SR5 動画
GREEN FUNDINGにて10月からプロジェクトを開始するにあたって、現在は事前登録を開始している。
執筆:2106bpm