ベビーシッターが男児を洗濯機に閉じ込めて動画撮影(画像は『Metro 2018年8月20日付「Babysitter ‘shuts toddler inside washing machine then posts footage online’」』のスクリーンショット)

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このほどポーランドで幼い男児のベビーシッターをしていた10代少年が、その男児を洗濯機に閉じ込めて動画撮影し警察に逮捕された。『Metro』などが伝えている。

ザニータ・D(21歳)は、男児の父親トマシュ・K(22歳)をラドム市の職場まで送っていくため、2歳になる息子を友人のアダム・B(18歳)に預けた。しかしアダムは、男児をドラム式洗濯機の中に押し込めドアを閉じ、泣き叫ぶ男児の姿を動画に収め、後に仲間のマテウス・S(19歳)がその動画をソーシャルメディアに投稿した。

狭い洗濯機の中で泣きながら手でドアを押し、出ようとしている男児の姿をアダムは笑いながら撮影し続けている。この件で捜査にあたった警察は、喫煙を強いられている男児の写真が投稿されていたことも突き止めた。その写真は母親のアカウントに投稿されていたことから警察が事情を尋ねたところ、母親は「家に電話を置き忘れて仕事に行った」と投稿を否定した。結果としてベビーシッターをしていたアダムと、10代の無責任な若者に我が子を預けたことにより虐待を招いた責任があるとして男児の父親トマシュが逮捕となり、動画を投稿しただけのマテウスはその後、起訴なしで釈放された。一方、アダムとトマシュは児童虐待の罪に問われている。

男児は幸いにも無傷だったが、警察では児童福祉局と合同で男児への虐待に関する捜査を続けている。検察側は、アダムとトーマスが児童虐待の罪で起訴されて有罪判決となれば、懲役10年が科せられる可能性もあると述べている。

画像は『Metro 2018年8月20日付「Babysitter ‘shuts toddler inside washing machine then posts footage online’」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)