シュウマイから消えつつある緑の輝き!? 絶滅寸前のグリンピースの謎を徹底追求!
シュウマイといえば真ん中にグリンピースがのっているイメージが強いですが、最近ではシュウマイからグリンピースが消えつつあるそうです。そこで今回は、本当にシュウマイのグリンピースは絶滅寸前なのか真相に迫ってみましょう。
■ 7種類の冷凍シュウマイのうちグリンピースが使われているものは何個ある?
7月27日放送の「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)では、“シュウマイのグリンピース”について特集されました。まず検証のために番組が用意したのは、7種類の冷凍シュウマイ。「マルハニチロ」の“あら挽き肉しゅうまい”から「ニチレイ」の“甘えびシューマイ”まで様々な種類を調べましたが、全てのシュウマイにグリンピースは“のっていない”という結果に。
中でも「ニチレイ」のシュウマイは、昭和49年時点ではグリンピースはのっていたとのこと。途中からグリンピースが外されたという事実が明らかになりました。
番組を見ていた視聴者からは、「確かに最近グリンピースがのってるシュウマイって見かけないな」「メインではないけど、グリンピースがないと寂しいし物足りない」「グリンピース嫌いだけど、無いのも寂しいね」など寂しがる声が続出。
そんな消えつつあるシュウマイのグリンピースですが、「ニチレイ」のシュウマイがグリンピースをのせたのは昭和30年代後半から。グリンピースをのせた当時の理由は、子どもたちに楽しんで食べてもらうために“いちごのショートケーキをイメージした”と言われています。
さらに、有名な「崎陽軒」の“シウマイ”は、グリンピースを乗せるのではなく餡に混ぜて調理。丸いものが入っている方が具が混ざりやすくなるので、グリンピースを使用しているそうですよ。
■ インパクト抜群! グリンピースだらけの「2色のレンジシューマイ」
今や絶滅寸前に近いシュウマイのグリンピース。この機会にグリンピース入りのシュウマイをご自宅で作ってみてはいかがでしょうか。ここからは蒸し器がなくても、電子レンジで簡単に作れる“シュウマイ”レシピをご紹介していきます。
1つ目にご紹介するのは、グリンピースをふんだんに使った「2色のレンジシューマイ」。まずはじめに、シュウマイの肉だねを作っていきましょう。ボウルに豚ひき肉、帆立水煮缶、砂糖、酒、醤油を入れて練り混ぜて、片栗粉をまぶした玉ねぎを加えます。混ぜ終えたらあとは10等分にして丸めるだけ。
次に完成した肉だねに片栗粉をまぶし、コーンとグリンピースをそれぞれの肉だねに埋め込んでいきます。できたものを耐熱皿に並べて水を大さじ1杯ふり、ラップをかけて電子レンジで約6分加熱。お好みで酢としょうゆを添えたら、「2色のレンジシューマイ」の完成です。
■ グリンピースの代わりにブロッコリーで彩りを添える「ブロッコリーシューマイ」
グリンピースがどうしても苦手な人は、グリンピースを使わない「ブロッコリーシューマイ」がおススメ。はじめの肉だね作りでは、さっと茹でたブロッコリーをみじん切りにして、豚ひき肉、玉ねぎ、片栗粉、しょうが汁、醤油、ごま油と一緒に混ぜ合わせます。
できあがった肉だねを10等分にしてシュウマイの皮で包んだら、耐熱容器に並べて電子レンジへ。電子レンジにかける際に、ラップをふんわりとかけるのがポイントです。レンジで7〜8分加熱したら、「ブロッコリーシューマイ」のできあがり。子どもたちにも喜ばれるはずですよ。
消えつつあるシュウマイのグリンピース。蒸し器がなくても自宅で簡単に作れるので、この機会にグリンピース入りのシュウマイにチャレンジしてみてはいかが?(レタスクラブニュース)