本田の新天地に豪州が再浮上! メルボルン・ビクトリーが数億円を準備と現地報道
フリーの立場となるなか、かねてから噂のあったオーストラリアが再浮上
日本代表MF本田圭佑は、昨季所属したパチューカの退団を示唆し、現在はフリーの立場となっている。
新シーズンの所属先に注目が集まるなか、オーストラリアメディアが「ケイスケ・ホンダがAリーグのレーダーに戻ってきた」と言及。メルボルン・ビクトリーが獲得を狙っていることを報じている。
本田は昨季、セリエAの名門ACミランからパチューカに移籍。後期リーグにはチームトップの7得点7アシストをマークし、チームの攻撃を牽引した。ロシア・ワールドカップ(W杯)にも日本代表の一員として出場し、日本人初の3大会連続ゴールを決めるなどベスト16進出に大きく貢献した。
本田はレギュラーシーズン終了後にパチューカ退団を示唆するツイートを行い、6月末で契約満了。現在はフリーの立場となっており、その去就に注目が集まるなか、オーストラリアテレビ局「SBS」のスポーツ番組「The World Game」が「ビクトリーが数百万ドルの入札でホンダを口説く」と特集を組んだ。
記事では、「日本の偉大なケイスケ・ホンダはAリーグのレーダーに戻ってきた」と切り出し、「メルボルン・ビクトリーはカリスマ的プレーメーカーを数百万ドル(数億円)のマーキー契約でAAMIパークに連れて来ることを望んでいる」と報じている。
Aリーグのオルーク会長は先月に「我々は諦めない」と言及
メルボルン・ビクトリーは国内リーグ優勝3回を誇る強豪だ。Aリーグはサラリーキャップ制度を導入し、チーム全員の年俸合計額が日本円にして約1億7000万円以下と定められているが、各クラブともその制限を受けない「マーキープレーヤー」を1名獲得することが可能。今年5月には、オーストラリアサッカー連盟選出の“マーキープレーヤー”の候補6人に名前が挙がったと報じられていたが、今回具体的なクラブ名が浮上した格好だ。
記事によれば、Aリーグのグレッグ・オルーク会長は先月、「我々はホンダ陣営と交渉を続けている。彼が実際に他のチームと契約するまで我々は諦めないだろう」と話していたという。果たして、本田はオーストラリアを新たな挑戦の場に選ぶのだろうか。
(Football ZONE web編集部)