JR西日本管轄内の在来線区間で、有料座席の設置に向けて検討を始める、と2018年6月6日に各メディアが報じた。

現状ではどこまで話が進んでいるのか、Jタウンネット編集部は同社に聞いてみた。

「まだ検討段階」

画像はイメージ(as365n2さん撮影、Flickrより)

各メディアの報道によると、新快速区間での有料座席を導入することを検討し始めた、とある。具体的な導入区間については明記されていないが、現在のJR西日本の新快速は福井県南部から兵庫県西部まで走行する電車、だとしている。また、時期については23年前後を予定している、と報じられている。

真偽を確認すべく、Jタウンネットが6月6日、同社に聞くと、「有料座席を設置するかどうかも含めて、まだ時期や区間などは決まっておらず、検討を始めたばかりです」とのことだった。

有料座席の話が出たのは、「今年度から始まった『5か年計画』のなかで、お客様のニーズに応じて車両の導入を進める、という項目があります。報道で23年前後、としているのはそのためだと思います」としたうえで、「有料座席については、サービス向上に向けて取り組んでいく中で、お客様から『お金を払ってでも座りたい』といったサービスがあれば検討してまいります」と話した。

ツイッターでは、有料座席のことが報じられると、

などの反応が上がっている。