C大阪、敵地でタイ王者ブリーラムに完封負け…今季公式戦初黒星

写真拡大

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2018・グループステージ第3節が6日に行われ、ブリーラム・ユナイテッド(タイ)とセレッソ大阪(日本)が対戦した。

 試合は開始早々に動く。2分、右CKを得たブリーラムは、キッカーのコラコット・ウィリヤーウドムシリが左足でゴールに向かうクロスを供給。これをニアサイドのアンドレス・トゥニェスが頭で流し込み、先制点となった。

 いきなり追いかける展開となったC大阪は23分、スルーパスでペナルティエリア内中央に抜け出した山田寛人が左足アウトで狙う。シュートは枠の左を捉えたが、GKのセーブに阻まれた。

 すると後半立ち上がりにブリーラムが追加点を奪う。54分、左サイドからジャッカパン・ケウプロムが上げたクロスを、ゴール前でフリーになったエドガルがヘディング。このシュートがゴール左に吸い込まれた。

 苦しくなったC大阪は直後の59分、エリア内中央でルーズボールを拾った山田が決定機を迎えたが、右足で放ったシュートはGKにキャッチされ、得点とはならない。

 その後はブリーラムに退場者が出たことでC大阪が数的優位に立ったが、ゴールを奪うことはできず、試合はこのまま2−0でタイムアップ。ブリーラムがACL初白星を挙げた一方、C大阪は今季の公式戦で初黒星を喫した。

 次節は14日に行われ、C大阪がブリーラムをホームに迎える。

【スコア】
ブリーラム・ユナイテッド 2−0 セレッソ大阪

【得点者】
1−0 2分 アンドレス・トゥニェス(ブリーラム)
2−0 54分 エドガル(ブリーラム)