中国スマホシェアNo.1「OPPO」ついに日本進出

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1月31日、中国スマホシェア1位のスマートフォンブランド「OPPO」の日本法人、OPPO Japan株式会社が都内で記者発表会を開き、日本市場参入第1弾となるSIMフリースマートフォン「R11s」を、2月9日よりビックカメラ、ヨドバシカメラなどで販売すると発表した。カラーバリエーションはシャンパーニュ(ゴールド)、ブラック、レッドの3色で、価格は57,980円(税別)。

今回、日本市場に投入される「R11s」は、6.01インチ、画面比率85.8%の大型ディスプレイを採用。バッテリー容量は3205mAhで、5分間の充電で2時間の通話を可能とする急速&低電圧充電機能「VOOCフラッシュチャージ」も搭載している。この機能により、充電をしながらゲームをしたりしても本体が熱くならない設計となっているという。

アウトカメラはf/1.7大口径レンズ搭載の2000万画素+1600万画素のデュアルカメラで、光の強さによりメインカメラが自動で切り替わる設定となっており、昼夜問わず鮮明な写真撮影が可能だ。また、デュアルカメラで距離を計測、被写界深度演算アルゴリズムによってソフトでナチュラルなボケ味のある写真撮影ができる。

一方、2000万画素のインカメラにはA.I.ビューティーセンサーが搭載され、ビューティーモードでの撮影では膨大な量の写真データベースから性別や年齢、肌の色やテキスチャ、表情、環境による様々なシーンをもとに個人の特徴を判断・分析、被写体ごとに最適な補正が加えられるようになっている。

「OPPO」は本国・中国でファーウェイを抑えてスマホシェア1位を獲得しているだけでなく、アジアで1位、世界でも4位のシェアを誇るグローバルブランド。デザイン、カメラ性能を特に重視し、“カメラフォン”として若者を中心にシェアを拡大してきた。

また、広告塔に米俳優のレオナルド・ディカプリオをはじめとするスターを積極的に採用したり、世界的なサッカーチームであるFCバルセロナとオフィシャルパートナー契約を結んでコラボモデルを発売したりと、派手な宣伝活動をすることでも知られている。

日本には参入したばかりということもあり、日本における広報戦略に関する詳細は明らかにされなかったが、OPPO Japanの河野謙三取締役は「もちろん、機会があればお願いしたいと思っています」と語っており、今後日本の芸能人が広告塔に用いられる可能性も十分ありそうだ。