31日、W杯アジア最終予選のオーストラリア代表戦を2-0で勝利し、6大会連続となるW杯出場を決めた日本代表。テレビ朝日「報道ステーション」では、サッカー解説者・澤登正朗氏、中山雅史氏が現地に赴き、試合後のキャプテン・長谷部誠、ゴールを決めた浅野拓磨&井手口陽介に行ったインタビューを放送した。主な内容は以下の通りだ。

中山氏:どうですか、キャプテン、色々な重圧あったと思うんですけど、ここで出場権を獲得した今の充実感は?

長谷部:非常に充実感、満足感ありますし、このようなプレッシャーのかかった試合に勝ったことによってさらに成長できるんじゃないかなっていう感覚もあります。

中山氏:取材行った時には、まだ膝に不安を抱えていたと思うんですけど、今どうですか?

長谷部:終わった今だからなんですけど、やはりまだまだな部分ありますし、ただこの試合に間に合わせるためにちょっと無理した部分もあったので。結局、結果だけが正しいと思っているので、サッカーは。そういう意味ではここに間に合わせてよかったかなと思います。

澤登氏:井手口選手、素晴らしいゴールでした。

井手口:ありがとうございます。

澤登氏:結構、冷静ですか?

井手口:いや、本当に枠に入ったらいいかなと思うくらいの気持ちで打てたのが、逆によかったんじゃないかなと思います。

澤登氏:それから素晴らしい運動量でしたけど。

井手口:なかなか前半は、うまくハマってなかったのでしんどかったですけど。

澤登氏:特に中盤のところの守備っていう中では、相手の攻撃をすごく抑えていたと思うんですけど、その辺りはうまくハマりましたか?

井手口:前半より後半の方がうまくハマってきたんじゃないかなと思うんですけど。

澤登氏:浅野選手、どうですか?今日のゲームプラン的には。非常に縦にうまく走りましたけど。

浅野:僕自身はでも全然できてなかったことの方が多かったですし、チームに負担かけてることが多かったかなと思いますけど、ゴール、その一本だけ狙ったので、それが取れたこととチームの勝利に貢献できたことはすごくよかった。

澤登氏:タイミング計ってた?

浅野:あそこは常に狙ってましたし、その前にも何本かいいボールもらってましたけど、ゴールに結びつかないシーンもあって。でも一本決めれたのはよかった。

中山氏:あの裏への飛び出しは、やはりジャガーの嗅覚ですか?

浅野:そうだと思います。

中山氏:そうですよね。

井手口:そうなんだ?

寺川アナ:W杯決める試合でゴール決めてジャガーポーズ、これ浅野選手、気持ちよかったんじゃないですか?

浅野:すごく気持ちよかったですし、大舞台に強いんだって自分に言い聞かせながらピッチに入りましたけど、本当に決めれてよかったなと思います。

寺川アナ:長谷部選手、代表の先輩からみて、この二人はいかがでしたか?

長谷部:本当に素晴らしい活躍してくれましたし、この二人だけじゃなくてね、本当に若い選手達が今躍動してくれているので本当に心強いですね。

寺川アナ:改めて来年のW杯に向けて。サウジアラビア戦もあります。今後に向けての意気込み。意欲的なコメントを一言、お願いします。

長谷部:いや、もう何度も話してますけど、また新たな競争が始まるんで個人的にももっともっとレベルアップしないとW杯メンバー選ばれないと思うんで、またレベルアップできるように頑張っていきたい。

井手口:僕も自分自身、成長してまた選ばれるようにJリーグで活躍していきたいなと思います。

浅野:日本としてスタート地点に立っただけだと思いますし、個人としてもメンバーに入らないとスタート地点にも立ってないところだと思うので、まずはメンバーに入れるようにこれからも頑張っていきたいなと思います。