ドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

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7回10K無失点の快投に興奮の声続々、古巣ファンも“感慨”「我々が慣れ親しんだユウ」

 4日(日本時間5日)の敵地メッツ戦で衝撃の新天地デビューを果たしたドジャースのダルビッシュ有投手。レンジャーズからトレード移籍後初の登板で7回3安打10奪三振無失点と圧巻の投球を披露。チームを6-0の勝利に導き、約2か月ぶりの白星となる7勝目(9敗)を挙げた。大きな期待に応える快投に、地元ファンは大喜び。いまだ興奮は冷めず、「偉大なピッチング」「何たる野獣」「スライダーとカーブ 無慈悲かつ、えげつない」など絶賛の声があがっている。

 衝撃的な新天地デビューだった。7回99球を投げて無失点。トレードマークの三振も10個奪うなど、ダルビッシュはメッツ打線をほぼ完璧に封じ込めた。

 ドジャースは公式ツイッターで「ダルビッシュでのブルー(ドジャースの愛称)でのデビュー」と伝えていたが、ファンからは続々と興奮の声が。日本人右腕の無双ぶりに喜びを隠せない様子だった。

「ワオ!何て日なんだ…」
「なんてゲームだ!」
「今夜は凄まじい仕事ぶり」
「ユウのボールは今夜まさにえげつなかった」
「彼のスライダーとカーブ 無慈悲かつ、えげつない」
「何たる野獣なんだ」
「我々の偉大なるチームに加わった新たな偉大な先発投手」
「ナイス! これでカーショー復帰を焦る必要はなくなった。時間を使って完治してもらおう」
「カーショーなのに、カーショーではない!!! 信じられない」
「ユウ、あんたが大将」

圧巻投球もまだまだ余力あり? 「ユウの20%の段階だ」「彼はまだ30%」

 ダルビッシュの決め球であるスライダーとカーブの恐ろしいほどの切れ味を絶賛する声があがり、腰痛で離脱中のメジャー最強左腕クレイトン・カーショー投手を彷彿させるほどの圧巻なピッチングだと評価する地元ファンも。その一方で、まだダルビッシュはポテンシャルを見せきっていないという意見もあった。

「あれはユウの20%の段階だ」
「彼のほぼ完璧な試合だって? 彼はまだ30%だ。まだ最終形態を我々は見ていない」

 さらには古巣レンジャーズファンもダルビッシュの新天地での好投に喜びを見せている。

「レンジャーズファンですが、ユウ(の活躍は)には究極的に嬉しい。今年全て勝ってください」
「ドジャースファンのみなさん、これが我々が慣れ親しんだユウなんです。他のチームは、ユウに散々悩まされることでしょう」

 トレード期限締め切り寸前の電撃トレードでレンジャーズを去ることになったダルビッシュは、テキサス地元紙で全面広告を掲載し、ファンへの惜別のメッセージを送るなど、“レンジャーズ愛”も見せていた。古巣のファンにとってもダルビッシュの青いユニフォーム姿での躍動は何よりの喜びになったようだ。(Full-Count編集部)