ミランがエース強奪画策、暴君FW獲得か 代理人とクラブ首脳陣が極秘会談、移籍に現実味

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チェルシーFWコスタを補強する可能性が浮上、今週中に二度目の交渉と報道

 ACミランチェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタを補強する可能性が浮上した。

 衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 コスタは今季リーグ戦20ゴールの活躍でチェルシーのプレミアリーグ優勝に貢献した。主審の目を盗み、相手DFを殴る蹴るなどの暴行を繰り返し、挑発の挙句に退場に追い込むこともある暴君ストライカーは、古巣アトレチコ・マドリードへの移籍を希望するなど移籍の可能性が高まっている。

 そんななか、中国人オーナーが買収したミランがプレミア屈指のエースの強奪に動いているという。コスタの代理人であるジョルジュ・メンデス氏は、マルコ・ファッソーネCEO、マッシミリアーノ・ミラベッリ強化部長とUEFAチャンピオンズリーグ決勝の舞台となったウェールズ首都カーディフで極秘会談を持ったという。今週中にも二度目の交渉を行うと報じられるなど、移籍は現実味を帯び始めている。

 ミランは今季限りでコロンビア代表FWカルロス・バッカを放出する予定。前線の実力者補強に動いているミランは、レアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタ、トリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッテイらワールドクラスにも興味を示している。勝者のメンタリティーを備えるコスタ獲得が実現すれば、常勝軍団復活への大きな第一歩となりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images