「V6の愛なんだ2017 史上最高の夏まつり!」で「学校へ行こう!」スタッフ再集結

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V6が2年ぶりにTBSのスペシャル番組に帰ってくる!
今年の夏『V6の愛なんだ2017 史上最高の夏まつり!』の放送が決定。V6結成20周年を迎えた2015年秋の復活スペシャル以来、2年ぶりとなる。


今回の目玉企画は、「あなたが青春の1ページとして、“この夏”やってみたいことは何ですか?」と題して、番組ホームぺージなどで視聴者から想いを募集。選ばれた人には、若者2000人を集めた会場で、V6と共に想いを叶えるステージが用意されるそうだ。

スタッフも『学校へ行こう!』のスタッフが再集結。1997年10月のスタートからリニューアルを経て11年間、共に番組を作ってきたスタッフと再びタッグを組むという。

「学校へ行こう!」の名物企画といえば


『学校へ行こう!』といえば、伝説の企画と呼ばれる「未成年の主張」の印象が強い。V6のメンバーが中学校や高校に出向き、生徒が校舎の屋上から不満や悩み、愛の告白まで叫ぶ姿をV6のメンバーが見守ってきた。
緊張する生徒がいれば背中を押し、ユニークな主張には腹を抱えて視聴者と同じ目線で笑い、勇気を出して告白した生徒には、すぐに駆け寄って言葉をかけるなど、生徒に寄り添うV6の姿はアイドルでありながらも兄弟や親戚のような身近な存在に思えた。

岡田准一のエッセイ『オカダのはなし』(マガジンハウス)では、メンバー「6人」について触れている。
「ファンの方はご存知だと思うんですが、僕ら6人、趣味も視点もバラバラ。たとえば4人が“それいいね”となっても、2人くらい“う〜ん”となる人が出てきたりする。そこで2人の意見をおいといて、多数決で決めちゃったりしないのがまたメンバーの優しいところ」
みんなの気持ちをくみ取ろうと思うだけに話し合いが延々と続くのだそう。そんなメンバーが揃うだけに、意思を尊重してそっと背中を押すようなスタンスは、「未成年の主張」にも滲み出ていたのではないかと思う。
レギュラー放送時よりも年齢を重ね、経験を経ているだけに、今夏のやってみたいことにチャレンジする企画では、どんなぶっ飛んだ想いにも寛大な心で寄り添ってくれるのではないかと思う。

この他、想定企画として、
●男子校&女子校 初めての交換留学!!
●「こんなはずじゃなかったダンス部」を応援!!
●V6が最高の修学旅行をプレゼント!!
●世界を股に掛ける、超遠距離告白ツアー!!
などが予定されている。

番組の放送決定を受けて、V6のメンバーからコメントが寄せられた。
<坂本昌行>
再び学生の皆さんと触れ合えることができ本当にうれしいです。学生たちの熱い想い、そして、それぞれの胸の内を真正面から受け止め、全国の皆さんに学生たちの素晴らしさをお伝えしたいと思います。
<長野 博>
皆さんの思っている、やってみたいこと、夢のお手伝い、夢や希望に立ち会えるのが楽しみです。一緒に夏の思い出、心に残る青春の1ページを作りましょう。
<井ノ原快彦>
『学校へ行こう!』のスタッフと久しぶりに集まって、楽しいことをしたいと思います! 子どもからお年寄りまで時間を忘れて笑顔になること間違いなし! みなさん、久しぶりに笑いましょう!
<森田 剛>
学生の皆さんとお会いできることを楽しみにしています。是非、皆さんの生の声を聞かせてください。この夏最高の思い出を一緒に作りましょう。
<三宅 健>
今の若者と触れ合える番組をとても楽しみにしています。この夏、若者たちと最高の思い出を作り、彼らの背中をそっと押してあげられるような、そんな素敵な番組にしたいなと思っています。
<岡田准一>
『学校へ行こう!』を作ってきたスタッフさんとの再会、V6としてこれ以上ワクワクし、懐かしい気持ちになることはありません。学生たちとの触れ合いを通じて、お腹を抱えて笑える、温かい番組にしたいと思います。楽しみです。

コメントからは、かなり笑いを意識している様子が伝わってきて、V6が楽しげに打ち合わせをしている景色が浮かぶ。これは何かやってくれそうな気がする……。

共に番組を作ってきたスタッフからは、
<総合演出・江藤俊久>
V6とは、およそ2年ぶりのお仕事となりますが、日々成長する6人と番組を作り上げることは、とても刺激的な作業です。
V6にとって新たなプラットホームとなる番組を目指し、精一杯頑張ります。

1997年の放送開始から2008年の卒業式まで、11年という長いスパンでの放送だっただけに、見ていた人も番組やV6と一緒に年齢を重ねてきた感覚がある。同窓会気分でもあり、「新たなプラットホーム」という言葉からは、新企画を通してこれまでにない面白さに出会えそうで今から放送が楽しみだ。

『V6の愛なんだ2017 史上最高の夏まつり!』はTBS系列で今夏放送。

(柚月裕実)