岡崎慎司所属のレスター・シティを率いるクレイグ・シェイクスピア監督が、1日のプレミアリーグ第30節ストーク・シティ戦で、就任から4連勝というイングランド人監督として初の偉業を達成した。

「奇跡の優勝」から9カ月、残留争いを強いられたことで、クラウディオ・ラニエリ前監督を解任したレスターは、後任にアシスタントコーチだったシェイクスピア監督を昇格させた。

以前からチームを見守ってきたシェイクスピア監督は、初戦で強豪リヴァプールを3-1で下すと、ハル・シティ、ウェスト・ハム、そして1日のストークと立て続けに撃破。就任からプレミアリーグで4連勝を記録している。

英『BBC』によると、プレミアリーグで就任から4連勝というのは、2009年のカルロ・アンチェロッティ監督(チェルシー)、2016年のジョゼップ・グアルディオラ監督(マンチェスター・シティ)に続き、2009年のフース・ヒディンク監督(チェルシー)、2004年のジョゼ・モウリーニョ監督(チェルシー)と並ぶ歴代3位タイ。イングランド人監督としては初の快挙だ。


チャンピオンズリーグでもセビージャを下し、ベスト8進出を果たしているシェイクスピア監督は、「彼らと同じように名前を出してもらえるなんて、とても誇らしい」と喜んだ。

レスターは4日の次節でサンダーランドと対戦する。ホームに最下位を迎えての一戦とあり、5連勝が期待されている。