「4-4になってもおかしくない」 北澤豪氏が語った守備の不安
28日、埼玉スタジアム2002では、ロシアW杯アジア最終予選、日本代表×タイ代表の一戦が行われた。
日本代表は、香川真司、岡崎慎司、久保裕也、吉田麻也のゴールで4得点。勝ち点3はもちろん、得失点差が明暗を分ける可能性が高くなる予選終盤を見据え、大量得点が求められた試合でしっかりと結果を残した。
すると同日、日本テレビ「NEWS ZERO」では、「日本W杯出場へ首位浮上 ピンチ連続で不安材料も・・・」として、元日本代表・北澤豪氏が解説。ミスが連発し、あわや失点という場面が幾度も見られた同一戦を振り返り、今後の不安を語った。
「ホームで勝ち点3を取れたことは非常に大きい」と切り出した北澤氏は、1ゴール2アシストを決めた久保の活躍にも「ニュースターの誕生ですよね」と喜んだ。
「ただ今日の試合、日本の攻撃があまり機能しなかった」と話し始めると、「右サイドの久保を経由すると確率がすごい高くて、フィニッシュまで確実にいってた。こういうことを考えていくと、日本の攻撃の軸」などと評価した一方、「内容を考えると喜べない」と本題に切り込んだ。
「W杯に行くんですよ」と前置きした北澤氏は、シュート数やコーナーキックの数がタイより劣っていた点を挙げ、「チャンスも多かったけど、ピンチも多かった。そういった意味では紙一重のゲームだった」とキッパリ。「先制点を取れたからよかったですけど、逆に取られていたら4-4になってもおかしくない。イージーなミスだったり判断のミスがあって、誰が(ボールや相手のマークに)行くのか分からなかったり、守備の不安定さはこれから考えていくと、もうちょっと精度を上げていかないと」と苦言を呈した。
また、同氏は「これから先、上位陣の対決になる」と、オーストラリアやサウジアラビアとの対戦が控えている点に触れると、「能力を考えていくと、ああいった(日本の)ミスをものにして決めていけるだけの選手が(オーストラリアやサウジアラビアには)いる」と目を光らせた。
日本代表は、香川真司、岡崎慎司、久保裕也、吉田麻也のゴールで4得点。勝ち点3はもちろん、得失点差が明暗を分ける可能性が高くなる予選終盤を見据え、大量得点が求められた試合でしっかりと結果を残した。
すると同日、日本テレビ「NEWS ZERO」では、「日本W杯出場へ首位浮上 ピンチ連続で不安材料も・・・」として、元日本代表・北澤豪氏が解説。ミスが連発し、あわや失点という場面が幾度も見られた同一戦を振り返り、今後の不安を語った。
「ただ今日の試合、日本の攻撃があまり機能しなかった」と話し始めると、「右サイドの久保を経由すると確率がすごい高くて、フィニッシュまで確実にいってた。こういうことを考えていくと、日本の攻撃の軸」などと評価した一方、「内容を考えると喜べない」と本題に切り込んだ。
「W杯に行くんですよ」と前置きした北澤氏は、シュート数やコーナーキックの数がタイより劣っていた点を挙げ、「チャンスも多かったけど、ピンチも多かった。そういった意味では紙一重のゲームだった」とキッパリ。「先制点を取れたからよかったですけど、逆に取られていたら4-4になってもおかしくない。イージーなミスだったり判断のミスがあって、誰が(ボールや相手のマークに)行くのか分からなかったり、守備の不安定さはこれから考えていくと、もうちょっと精度を上げていかないと」と苦言を呈した。
また、同氏は「これから先、上位陣の対決になる」と、オーストラリアやサウジアラビアとの対戦が控えている点に触れると、「能力を考えていくと、ああいった(日本の)ミスをものにして決めていけるだけの選手が(オーストラリアやサウジアラビアには)いる」と目を光らせた。