バルセロナのルイス・エンリケ監督が1日、今シーズン終了後の退任を発表した。

同日に行われたリーガエスパニョーラ第25節で、スポルティング・ヒホンにホームで6-1と圧勝したバルセロナ。だが試合後、衝撃の知らせが届けられた。2014年から指揮を執ってきた指揮官が、今季がラストシーズンになると明かしたのだ。


L・エンリケ監督は「非常に難しい決断だった。しっかり、じっくりと考えたが、自分に忠実でありたい。私には休息が必要だ。それが主な理由だよ」と述べた。


イヴァン・ラキティッチは「監督は最初にチームに決断を伝えた。僕らは残りのシーズンを楽しみ、成功して終えたいと思っている」とコメントしている。


ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は「決断を受け入れる。彼は素晴らしい監督だった。できるだけ良い形で今季を終えよう」と語った。



L・エンリケ監督は就任1年目にリーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグ(CL)の3冠を達成。昨季もリーガとコパの国内2冠を果たしている。

今季はリーガ第25節を終え、勝ち点57で首位。ただし勝ち点1差の2位レアル・マドリーより消化が1試合多い。コパでは決勝に進出したが、CLでは決勝トーナメント1回戦ファーストレグでパリ・サンジェルマンに敵地で0-4と大敗。ベスト8進出が風前の灯火となっている。