ボルシア・ドルトムントは27日、クラブの公式声明で、マリオ・ゲッツェ(24)が代謝障害を患っていると発表した。戦列復帰の時期については公表されていない。

ドルトムントによると、ゲッツェは過去数カ月にわたり、継続的に筋肉の問題に苦しんできた。そのため検査したところ、代謝障害で当面は練習を欠席する必要性が判明したという。

ゲッツェ本人は「今は治療を受けているところで、できるだけ早く練習に戻り、一緒に目標を達成するためにチームを助けられるようになるために全力を尽くす」とコメントしている。


ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDは、「マリオが苦しんできた理由を発見できたことをうれしく思っている。ここから完全に回復したら、彼の素晴らしい能力が我々のさらなるクオリティーとなることを確信している」と述べた。

「ドルトムントのすべての人間が、リハビリ中のマリオを最大限にサポートする」

ゲッツェはドイツ代表が戴冠した2014年のブラジル・ワールドカップで、アルゼンチン代表との決勝戦で延長戦に優勝を決めるゴールを決めた選手。

ドルトムントユース出身ながら2013年に宿敵バイエルン・ミュンヘンに移籍し、サポーターから「裏切り者」と非難されたゲッツェは、今季からドルトムントに復帰。だが、2017年になってから24分間しかプレーしていなかった。