【衝撃】鹿児島のお土産「火山灰」の使い道がすごい! 販売元に問い合わせた結果(笑)
日本各地、はたまた世界各国に旅行した友人からもらうお土産って嬉しいものですよね。特にご当地グルメなど、現地でないと買えないようなものはお土産にうってつけ。お土産をくれた友人に感謝したくなるものです。
ところがそんなありがたいはずの旅行土産をもらって、どういうわけかブチギレをしている男が記者のまわりにいました。一体何をもらったのかと思って見せてもらうと、それは確かに怒るのもわからなくもないな……という衝撃のお土産だったのです。
そのお土産とは、鹿児島の道の駅で購入したという「桜島の火山灰」。手に持ってみるとなかなかズッシリしていて、袋の中には土のようなものが入っているだけ。お土産には「富士山の石」や「ゴリラのはなくそ」など、食べられない物の名前を冠しているけど実際は普通のお菓子、というものがよくありますが、どうやらこれは本物の火山灰のようです……。
しかも裏面には300円と値段が入り、桜島産、生産者名、販売者などの情報が記されています。
生産者といっても火山灰です。桜島で火山灰を拾ってくるだけなのでは……? しかもそれで300円? なんだかかなりツッコミどころが多いですね。
この火山灰を受け取ってブチギレしていた男は、鹿児島ならウマい食品やお酒など、他にもお土産にふさわしいものがたくさんあるはずなのに、そんな中で火山灰を買ってくるというのは侮辱行為にあたると主張していました。まあ、どう考えても普通の人なら鹿児島の美味しいものの方が嬉しいですものね。主張は理解できるところがあります。
ブチギレしていた男はそのまま火山灰をゴミ箱に捨てようとしていたのですが、せっかく買ったものなのでもったいないですし、もしかしたら何か使い道があるのかもしれません。捨てるくらいなら……ということで、かわりにその火山灰を引き取らせていただくことにしました。
そして手元にやってきた桜島の火山灰。早速開封してみますが、その梱包のざっくりさに驚きます。
なんと、袋の中から大量に火山灰がはみ出ている状態になっていました。これ、食品とかだったら完璧にアウトなやつです。これはいただけない! 適当に売ってる感がにじみ出ています。
少し手に取ってみると、砂とはまた違い、独特のさらさら感がありました。火山灰に触れるのは初めての経験だったので、そういう意味では良かったかもしれません。
中身を確認した後はやはり、これを購入した人はいったいどんな使い方をしているのか気になるので、販売元に電話で問い合わせをしてみることにします。記載されている電話番号に電話をかけると、どうやら道の駅で働いているオバチャンが電話に出ました。
記者「そちらで販売されている桜島の火山灰についてお尋ねしたいのですが……」
オバチャン「はいはい」
記者「これって何か使い道ってあるんですか?」
オバチャン「そちらは観賞用ということになってます」
鑑賞用……! 火山灰をただ眺めて楽しむってものすごくシュールな光景になりそうだぞ……。
記者「鑑賞する以外に使えることってないんですか?」
オバチャン「ないですよ。火山灰ですから」
記者「なるほど、積もっている火山灰を集めて売っているだけで、甲子園の土みたいに記念にしておけばいいということですね」
オバチャン「はいはい、そうです。これを見て鹿児島を思い出していただければね」
オバチャンはこのあたりから「もう電話切ってもいい?」オーラを出し始めてきたため、ありがとうございましたと伝えて電話を切りました。
どうやら本当に使い道がないようですね。むしろ鹿児島の人たちにしてみたら、使い道がなさすぎるから売ってみたということなのでしょう。まあ確かに鹿児島に旅行した本人なら鹿児島を思い出すきっかけになるかもしれませんが、どう考えても他の人に渡すものではないよな……。
せっかくなので、記者の近所に住む無職のオッサンを呼び出し、桜島の火山灰を鑑賞させてみることにしました。
呼び出されたオッサンは火山灰を不思議そうに眺めたり、少し手に取って感触を確かめたあとはすることがなくなったのか、ただじっと火山灰を見つめ始めました。
記者はうっかりオッサンを放置したまま仕事を進めていたのですが、数時間経過してもオッサンはそのまま火山灰を見つめていました。すげえなこいつ! 感想を聞いてみると「鹿児島っぽくて良かったッス!」と、ただただ薄いコメントをくれました。
それにしても鹿児島に行った人ではないと何のありがたみもない桜島の火山灰。鑑賞以外にもなにか使い道がないものか、有効利用する方法を引き続き考えてみたいと思います。
とはいえ、桜島の火山灰をお土産として購入した時点で、火山灰の被害に苦しんでいる人たちをわずかでも救済することにはなるのかもしれません。
火山灰自体は役に立たないものかもしれませんが、お土産として購入することで、鹿児島の人たちの役には立つのです。そうした思いをもって火山灰を買うというのはいいかもしれません。ただ、お土産として他の人に配ると、今回のように使い道のなさにブチギレする人が出てきてもおかしくないので注意しておきましょう。
■執筆・監修:Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/
お土産をもらってブチギレした男
ところがそんなありがたいはずの旅行土産をもらって、どういうわけかブチギレをしている男が記者のまわりにいました。一体何をもらったのかと思って見せてもらうと、それは確かに怒るのもわからなくもないな……という衝撃のお土産だったのです。
桜島の火山灰
そのお土産とは、鹿児島の道の駅で購入したという「桜島の火山灰」。手に持ってみるとなかなかズッシリしていて、袋の中には土のようなものが入っているだけ。お土産には「富士山の石」や「ゴリラのはなくそ」など、食べられない物の名前を冠しているけど実際は普通のお菓子、というものがよくありますが、どうやらこれは本物の火山灰のようです……。
裏面には値段が……
しかも裏面には300円と値段が入り、桜島産、生産者名、販売者などの情報が記されています。
生産者といっても火山灰です。桜島で火山灰を拾ってくるだけなのでは……? しかもそれで300円? なんだかかなりツッコミどころが多いですね。
他に買えるものがあったはず
この火山灰を受け取ってブチギレしていた男は、鹿児島ならウマい食品やお酒など、他にもお土産にふさわしいものがたくさんあるはずなのに、そんな中で火山灰を買ってくるというのは侮辱行為にあたると主張していました。まあ、どう考えても普通の人なら鹿児島の美味しいものの方が嬉しいですものね。主張は理解できるところがあります。
せっかくなのでもらってみた
ブチギレしていた男はそのまま火山灰をゴミ箱に捨てようとしていたのですが、せっかく買ったものなのでもったいないですし、もしかしたら何か使い道があるのかもしれません。捨てるくらいなら……ということで、かわりにその火山灰を引き取らせていただくことにしました。
ざっくりとした梱包
そして手元にやってきた桜島の火山灰。早速開封してみますが、その梱包のざっくりさに驚きます。
なんと、袋の中から大量に火山灰がはみ出ている状態になっていました。これ、食品とかだったら完璧にアウトなやつです。これはいただけない! 適当に売ってる感がにじみ出ています。
サラサラの火山灰
少し手に取ってみると、砂とはまた違い、独特のさらさら感がありました。火山灰に触れるのは初めての経験だったので、そういう意味では良かったかもしれません。
販売元に問合せしてみる
中身を確認した後はやはり、これを購入した人はいったいどんな使い方をしているのか気になるので、販売元に電話で問い合わせをしてみることにします。記載されている電話番号に電話をかけると、どうやら道の駅で働いているオバチャンが電話に出ました。
記者「そちらで販売されている桜島の火山灰についてお尋ねしたいのですが……」
オバチャン「はいはい」
記者「これって何か使い道ってあるんですか?」
オバチャン「そちらは観賞用ということになってます」
鑑賞用……! 火山灰をただ眺めて楽しむってものすごくシュールな光景になりそうだぞ……。
甲子園の土のようなもの
記者「鑑賞する以外に使えることってないんですか?」
オバチャン「ないですよ。火山灰ですから」
記者「なるほど、積もっている火山灰を集めて売っているだけで、甲子園の土みたいに記念にしておけばいいということですね」
オバチャン「はいはい、そうです。これを見て鹿児島を思い出していただければね」
オバチャンはこのあたりから「もう電話切ってもいい?」オーラを出し始めてきたため、ありがとうございましたと伝えて電話を切りました。
どうやら本当に使い道がないようですね。むしろ鹿児島の人たちにしてみたら、使い道がなさすぎるから売ってみたということなのでしょう。まあ確かに鹿児島に旅行した本人なら鹿児島を思い出すきっかけになるかもしれませんが、どう考えても他の人に渡すものではないよな……。
オッサンに鑑賞させてみた
せっかくなので、記者の近所に住む無職のオッサンを呼び出し、桜島の火山灰を鑑賞させてみることにしました。
呼び出されたオッサンは火山灰を不思議そうに眺めたり、少し手に取って感触を確かめたあとはすることがなくなったのか、ただじっと火山灰を見つめ始めました。
ただただ見つめるオッサン
記者はうっかりオッサンを放置したまま仕事を進めていたのですが、数時間経過してもオッサンはそのまま火山灰を見つめていました。すげえなこいつ! 感想を聞いてみると「鹿児島っぽくて良かったッス!」と、ただただ薄いコメントをくれました。
有効利用を考えたい
それにしても鹿児島に行った人ではないと何のありがたみもない桜島の火山灰。鑑賞以外にもなにか使い道がないものか、有効利用する方法を引き続き考えてみたいと思います。
鹿児島の役には立っている
とはいえ、桜島の火山灰をお土産として購入した時点で、火山灰の被害に苦しんでいる人たちをわずかでも救済することにはなるのかもしれません。
火山灰自体は役に立たないものかもしれませんが、お土産として購入することで、鹿児島の人たちの役には立つのです。そうした思いをもって火山灰を買うというのはいいかもしれません。ただ、お土産として他の人に配ると、今回のように使い道のなさにブチギレする人が出てきてもおかしくないので注意しておきましょう。
■執筆・監修:Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/