「二十数年前、実家の隣に『演説おばさん』が住んでいた」(鹿児島県・40代女性)
ちょっと特殊なご近所トラブルである。
投稿してくれたのは、当時鹿児島県に暮らしていたというAさん(40代女性)。実家の隣に引っ越してきたのは、1日2時間、大声で「演説」を繰り広げる女性だった――。
窓をガシャーンと開けて「おい、お前ら」
20歳のとき(1990年ごろ)、実家の隣の空き家に、40歳くらいの女性が越してきました。
そして、突然ソレは始まったのです。
窓をガシャーン!と開けて、「おい、お前ら〜」から始まるのは、彼女の「演説」。
一つの話の区切りごとに、窓をドン、と閉め、5秒後にまた、ガシャーンと開けて始まる......。
大学の応援団より大きな声で、それが必ず2時間続きます。多い日には、1日数回も。
演説は、近所の悪口から、警察・精神病院の医者の悪口、今の日本、世界のことまで、内容は幅広く......。
画像はイメージです(Family O'Abéさん撮影、Flickrより)
近隣も含めて、警察に何度も通報しましたが、問題解決には至らず。
関係者の間では「知らない人もいない」
聞けば、市内の病院、警察関係者の間では、知らない人もいない有名人らしくて......。前の住居では、小学校の通学路を、彼女の家の前を通らないように変更もしたそうです。
父は、聖人みたいな人間だったので、「かわいそうと思いなさい」と言って、気にしてないようでしたが......。
しばらく、我々家族も苦しみましたが、入退院を繰り返した末に、いつからか病院から出て来なくなりました。
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