宮島の絶品あなごめし 食通はあえて「弁当」で食らう
[Jステーション-広島ホームテレビ]2017年1月4日放送の広島HOMEテレビ「Jステーション」の「食通厳選オシ!めし」のコーナーで、宮島のグルメをグルメ調査員の森本久美子リポーターが紹介しました。
うえのの「あなごめし」弁当(Claponさん撮影、Wikimedia Commonsより)
廿日市市宮島口にある明治34年創業の「あなごめし うえの」。こちらのお店でいただくあなごめしも絶品ですが、食通の人が選ぶのはお弁当なんだそうです。
折箱から水分が抜けて...
冷めても美味しいポイントは、経木の折箱の底から、ご飯の水分が抜けていくこと。穴子の旨みをご飯が吸い取って、味が濃く染みるそうです。「穴子とご飯のバランスが最高です!」と森本リポーターは絶賛でした。
また店内にあるカフェ、えぴろではあなごめし弁当の持ち込みが可能となっています。ワンドリンクオーダーが必要ですが、古本カフェになっているのでゆったりと過ごせます。
宮島のグルメは他にも。たとえば、昭和のはじめから旅人の疲れを癒してきた塔之岡茶屋。ここでは宮島名物の「太閤の力餅」が有名ですが、オススメは昔ながらの素朴な味が楽しめるぜんざいです。「(お餅が)すっごく大きい、伸びますね」と森本リポーターもびっくり。こちらでは北広島町産のもち米と北海道産の大納言小豆を使い、お餅もここでついているそうです。宮島散策の疲れを癒やすぜんざいを食べながら、五重塔を下から見上げたり龍髷(りゅうぜん)の松を見られる特等席がオススメです。
同じく宮島町にある牡蠣祝は、小高い丘の上に立つ古民家を改装したお店。五重塔、宮島の町並み、海、フェリーまで見えます。「スゴ過ぎる景色ですね」と森本リポーターも驚きの絶景が広がります。
オススメは牡蠣屋のオイル漬け。ワインとの相性も抜群です。地御前産の牡蠣を使用、チーズを彷彿とさせる濃厚な味わいが楽しめます。このオイル漬けは、スタジオで実食しました。オイスターソースにからめながら、低温でじっくり焼き上げ、オイルにつけてしばらく寝かせるのがポイントで、「これはくせになりますね」「食べ応えがある」と絶賛の味でした。
今が美味しい牡蠣、宮島観光も兼ねて、ぜひ食べに行きたいですね。(ライター:石田こよみ)