渡り鳥の季節!今年も「マガン」がやってきた
[OH!バンデス-宮城テレビ]2017年1月6日の宮城解体新書のコーナーでは、宮城の冬の風物詩である、栗原市の伊豆沼、内沼の渡り鳥について放送されました。
伊豆沼に飛来する「渡り鳥」(yari hotakaさん撮影、flickrより)
渡り鳥として飛来する「マガン」は、宮城の県鳥でもあります。ロシアから約4000キロの旅を経て、日本に渡ってくるマガンの9割が宮城県に飛来します。
観光客向けに鳥インフル対策も
マガンが飛来する伊豆沼、内沼は、日本で2番目の「ラムサール条約登録湿地」に指定され、「水鳥の生息地として国際的にも重要な湿地」として世界的に認められました。
冬を過ごすために広くて安全な「ねぐら」である、沼やエサのある田んぼが多くあり、ガン達にとって越冬の好条件が整っています。
毎年およそ10万羽が飛来する伊豆沼、内沼の美しい姿を多くの人に見てもらえるように、鳥インフルエンザの対策として、(1)消毒槽の設置、(2)石灰の散布、(3)餌付用エサ提供の中止、が行われています。
宮城県伊豆沼、内沼環境保全財団上席主任研究員の嶋田さんは、「安心してバードウォッチングを楽しんで欲しい」と話していました。(ライター:長沢あきこ)