ポケモンGOやPlayStation VR、欅坂46が「Yahoo!検索大賞2016」を受賞！ヤフーが2016年のインターネット総括となるアワードを発表【レポート】

「Yahoo!検索大賞2016」を藤原さくらさん、欅坂46、りゅうちぇるさんが受賞！

ヤフー（以下、Yahoo! JAPAN）は7日、都内にて今年検索数が急上昇した人物、製品、作品を表彰するイベント「Yahoo!検索大賞 2016」を開催し、スマートフォン（スマホ）など向けゲームアプリ「Pokemon GO」（以下、ポケモンGO）や「PlayStation VR」、「欅坂46」などが受賞した。

Yahoo!検索大賞は、同社の検索サービス「Yahoo!検索」のデータをもとに、前年よりも検索数が最も急上昇した人物やサービスなどを表彰しているもの。検索は日本人の興味・感心、意思が反映されたデータであり、国民が選んだとも言える賞として2014年からイベントを実施している。

表彰は「パーソンカテゴリー（大賞/9部門賞）」、「カルチャーカテゴリー（7部門賞）」、「プロダクトカテゴリー（7部門賞）」、「ローカルカテゴリー（47部門賞）」に分けて人物、製品、作品を選出。今回はこの2016年のホットな索ワードを紹介していく。


ヤフー 執行役員 メディアカンパニー長の片岡裕氏が「Yahoo! JAPANのスマホ利用者は昨年からさらに増えて約65%になりました。スマホはもっとも身近な機器となってまいりまして、それを通して得られたデータというのは人々の日常に密着をしていると感じております」と検索の半数以上がスマホ利用でることを紹介した。

Yahoo!検索大賞の創設の意図について同氏は「興味関心を持って検索するという国民の皆様の能動的な意思が表れていると思っております。Yahoo!検索のデータを使ってもっともっと、国民の意思を反映した1年の総括となる全く新しいアワードを作りたい、このように考えました」と説明。


このアワードの特徴を「特定の審査員がいて誰かが決めるアワードではなく、国民のみなさま全員が審査員で、みんなが決めるアワードです」と従来のアワードと異なる点を解説した。

●パーソンカテゴリー受賞ワード

表彰式には、欅坂46の長濱ねるさん、守屋茜さん、平手友梨奈さん、渡辺梨加さん、土生瑞穂さんが登壇
ミュージシャン部門賞は「藤原さくら」、声優部門賞は「中村悠一」、アスリート部門賞は「福原愛」、作家部門賞は「村田沙耶香」、モデル部門賞は「りゅうちぇる」、お笑い部門賞は「メイプル超合金」、女優部門賞は「高畑充希」、俳優部門賞は「DEAN FUJIOKA」、アイドル部門賞は「欅坂46」が受賞した。さらに”今年の顔”としてDEAN FUJIOKAさんに大賞が贈られ、今回2つの賞を受賞した。

トロフィーを受け取る平手さん

司会の土田晃之さんと欅坂46（長濱ねるさん、守屋茜さん、平手友梨奈さん、渡辺梨加さん、土生瑞穂さん）とのトークセッションを動画で紹介しておく。


動画リンク：https://youtu.be/3rn4W78Xv1s

●プロダクトカテゴリー受賞ワード

飲料部門賞は「キリン メッツ」、お取り寄せ部門賞は「格之進 メンチカツ」、家電部門賞は「PlayStation VR」、クルマ部門賞は「エスティマ」、コスメ部門賞は「エスティ ローダー 婚活リップ」、新設された食品部門賞は「スーパー大麦グラノーラ」、スイーツ部門賞は「幸せのパンケーキ」が受賞した。

●カルチャーカテゴリー受賞ワード

大ヒットアニメおそ松さんが受賞
アニメ部門賞はおそ松さん、映画部門賞は君の名は。、ゲーム部門賞はポケモンGO、小節部門賞は君の膵臓をたべたい、ドラマ部門賞は真田丸、新設された流行語部門賞はPPAP、そしてスペシャル部門賞は卓球が受賞した。


映画部門では君の名は。が受賞


社会現象にもなった人気のスマホゲーム ポケモンGOが受賞


流行語はネットで瞬く間に広まったPPAPが受賞

●ローカルカテゴリー受賞ワード
ローカルカテゴリーは、47都道府県各地域の方が検索した地域に関する急上昇ワードを選出。ローカルカテゴリーは、その地域の”そのとき”が反映された結果であることがわかるようになっている。


受賞は以下の通り、北海道部門賞「アルキタ」、青森県部門賞「六魂祭」、岩手県部門賞「いわて国体」、宮城県部門賞「コストコ 富谷」、秋田県部門賞「大曲花火大会2016」、山形県部門賞「林部智史」、福島県部門賞「いわきFC」、東京都部門賞「小池百合子」、神奈川県部門賞「ららぽーと湘南平塚」、埼玉県部門賞「埼玉りそな銀行ダイレクト」、千葉県部門賞「セブンパークアリオ柏」、茨城県部門賞「ロックインジャパン2016」、栃木県部門賞「作新学院野球部」、群馬県部門賞「ザスパクサツ群馬」、山梨県部門賞「ラザウォーク甲斐双葉」、新潟県部門賞「ケンオー・ドットコム」、長野県部門賞「御柱祭」、富山県部門賞「登坂絵莉」、石川県部門賞「北鉄バス 時刻表」、福井県部門賞「テアトルサンク」、愛知県部門賞「エアポートウォーク名古屋」、阜県部門賞「大垣西濃信用金庫」、静岡県部門賞「三島スカイウォーク」、三重県部門賞「伊勢志摩サミット」、大阪府部門賞「ニトリモール枚方」、兵庫県部門賞「NESTA RESORT KOBE」、京都府部門賞「京都鉄道博物館」、滋賀県部門賞「大津市長選挙」、奈良県部門賞「イオンシネマ高の原」、和歌山県部門賞「御坊市長選挙」、鳥取県部門賞「だいせんホワイトリゾート」、島根県部門賞「イオンモール出雲」、岡山県部門賞「瀬戸内国際芸術祭」、広島県部門賞「カープ 日程」、山口県部門賞「ゆめタウン徳山」、徳島県部門賞「鳴門競艇場」、香川県部門賞「瀬戸内国際芸術祭」、愛媛県部門賞「ゆるキャラグランプリ2016」、高知県部門賞「よさこい祭り2016」、福岡県部門賞・長崎県部門賞・熊本県部門賞・大分県部門賞・宮崎県部門賞「九州ふっこう割」、佐賀県部門賞「109シネマズ佐賀」、鹿児島県部門賞「MBC鹿児島」、沖縄県部門賞「沖縄のうわさ話」。

なお、Yahoo! JAPANは、Yahoo!検索大賞を通じて年末の風物詩となっていくことをめざしていくと発表している。

記事執筆：mi2_303