この夏、チャイナマネーに身売りしたインテルが、ついに“爆買い”に動いた。26日、サントスFWガブリエウ・バルボサとスポルティングMFジョアン・マリオがそれぞれミラノ入りしている。

インテルは同日、ツイッターでバルボサ(通称ガビゴル)がミラノに到着したことを明かし、マリオもミラノに向かっていると明かした。


先に到着したのはガビゴル。ミラノのマルペンサ空港で大勢のファンに歓迎された。




その後、マリオはミラノのリナーテ空港に到着している。イタリアメディアがその様子を伝えた。


イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、マリオの移籍金は4500万ユーロ(約51億3000万円)とのこと。一方、ガビゴルの移籍金は2500万ユーロ(約28億5000万円)の見込みだが、インテルはサントスが希望する1月ではなく、即時加入を交渉しており、その場合は250万ユーロ(約2億9000万円)をさらに支払うという。

いずれにしても、両選手あわせて7000万ユーロ(約79億8000万円)を超える“爆買い”だ。なお、両選手とは年俸300万ユーロ(約3億4000万円)の5年契約を結ぶ見込み。

開幕2週間前にロベルト・マンチーニ前監督が退任し、フランク・デ・ブール監督を迎えたものの、セリエA開幕戦で格下キエーヴォを相手にまさかの黒星発進となったインテル。チャイナマネーを武器とした大型補強で浮上なるか。