レッズ時代のローガン・オンドルセク【写真:Getty Images】

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首脳陣に暴言吐いて自宅謹慎処分後、27日に自由契約選手に

 オリオールズは29日(日本時間30日)、ヤクルトから自由契約となったローガン・オンドルセク投手とメジャー契約を結んだと発表した。

 昨季ヤクルトに入団したオンドルセクは、72試合に登板し、リーグ1位タイの33ホールドを記録する活躍。守護神だったバーネットが退団した今季は、新たなクローザーに就任していた。今季は30試合に登板し、3勝1敗11セーブ、防御率2.45と安定した活躍をしていたが、6月26日の中日戦で首脳陣に対して暴言を吐いたために自宅謹慎処分。同29日に球団幹部への謝罪が受け入れられ、謹慎は解除されたが、7月17日に家族に同行してアメリカへ帰国した。だが、そのまま日本へは戻らず、代理人を通じて退団を申し入れ、21日に契約解除が発表されていた。27日に自由契約選手として、NPBから公示された。

 ヤクルト入団以前は、レッズで5シーズンを過ごし、21勝11敗2セーブ、防御率3.36の成績だった。