5日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグで、バルセロナはアトレティコ・マドリーにホームで2-1と逆転勝利した。だが、白星をもたらしたバルサFWルイス・スアレスが退場になるべきだったとの声が上がっている。

アトレティコは前半、FWフェルナンド・トーレスのゴールで先制したものの、そのF・トーレスが35分に2枚目のイエローカードを出されて退場。アトレティコは残り時間を数的不利で戦った。

バルセロナは前半こそ得点を挙げられなかったが、後半にL・スアレスが2ゴールを挙げて逆転。ホームで先勝し、敵地ビセンテ・カルデロンでのセカンドレグに臨むこととなった。

だが、一部メディアはL・スアレスが前半のうちに退場になるべきだったと報じている。前半終盤、アトレティコのペナルティーエリア内でボールを競った際、L・スアレスがアトレティコDFフアンフランを蹴ったからだ。




イギリス『BTスポーツ』で解説を務めていた元イングランド代表のリオ・ファーディナンド氏は、L・スアレスが退場になるべきだったか問われると、「イエス」と答えている。

また、イタリア『メディアセット』は試合の判定を分析するなかで、L・スアレスがアトレティコDFフィリペ・ルイスの顔面に手を出したとして、退場になるべきだったとの見解を示した。

前半のうちにL・スアレスが退場になっていれば、もちろん後半に彼が2得点を挙げることはできなかった。試合の結果が変わっていたかもしれない。