【特集】日本代表を目指すイゴール「日の丸をつけて、世界中に日本の実力を示したい」

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▽Fリーグのペスカドーラ町田に所属するGKイゴールが、1月22日に法務省から日本国への帰化を承認された。“Fリーグ最強守護神”はどんな思いや夢を抱いて日本人になることを決意したのか――。

▽そこで今回、イゴール選手にインタビューを実施。最終回は、日本代表に対する熱い思いを語ってもらった。──日本人になられましたが、お名前はどういう漢字にしましたか

「戸籍の登録はピレス・イゴールとカタカナにしました。漢字を決めることは難しく、司法書士の先生に相談しようと思っていました。しかしタイミングが合いませんでした。私には日本代表に入ってプレーする夢があり、そのことを考えると時間がありませんでした。焦っていたので漢字を考える時間がありませんでした」

「ただ、せっかく日本人になったので、漢字を考えたいと思います。だいたい決まっていますがまだ完成ではありません。ピレスを漢字にするか、イゴールを漢字にするかでも迷っています」
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──代表の話がありましたが、帰化したことで日本代表としてプレーできるチャンスが巡ってきました

「そういう環境ができて、チャンスがあれば是非プレーしたいと思っています。力になりたいですし、日の丸背負ってワールドカップでプレーすることが夢です。日本人になった時のコメントにもありますが、日本を愛する気持ちが強いです。日の丸をつけて、世界中に日本の実力を示したいと思います。世界で日本のフットサルをアピールしたいですね」

──今年はワールドカップが開催されますが

「そこでプレーする夢は持っています。代表に入ってプレーしたいです。ただ、今はアジア選手権が行われていて(日本は敗退しW杯出場権を逃す)、そこには素晴らしいGKが3人います。1つのグループとして出来上がっている中に入っていくことは難しく、甘くはないと思っています。なので、私はとにかく自分の実力を示して、認めてもらって、その上で代表に呼ばれることを目指したいと思っています」

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