「ズーランダー2」に登場の中性的なモデル巡りオンライン署名で抗議に発展

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 先週解禁された来年公開の映画「ズーランダー2」の予告編に登場した中性的なモデルの描写を巡って、インターネット上に抗議の声が上がっている。 「ズーランダー2」の登場人物が物議の画像を拡大

 物議を呼んだのは、イギリス人俳優ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)が演じる長髪に眉を剃った中性的な外見が印象的な「ALL」というモデルの役。オンライン署名サイト「Care2」でページを立ち上げた発起人は、この役柄の描写がアンドロジナスやトランスジェンダーの人を嘲笑しているとし、映画へのボイコットを呼びかけ現在までに1万を超える署名が集まっている。また、発起人は「もし、製作者側がファッション業界のセクシャル・マイノリティーにスポットを当てたいのなら、(トランスジェンダーモデルの)アンドレア・ペジック(Andreja Pejic)にオファーすべき」とコメント。この主張に対してネット上では「元々ジョークで成り立っている映画。過剰に反応しすぎでは」との声も上がっている。