聖望学園 (埼玉)編「近年、上位争いを繰り広げる聖望学園のつながり」
1999年夏に甲子園初出場を果たすと、2008年に選抜準優勝を果たし、その後も、県内上位に勝ち進み、埼玉を代表する強豪で知られる聖望学園。今回は過去の戦いぶりとこれまでの卒業生を紹介していきたい。
1999年から強豪校の仲間入りを果たした聖望学園1951年(昭和26年)10月、学校が設立された聖望学園。1980年に野球部が創部し、実力をつけてきたが浦和学院、春日部共栄、大宮東といった強豪校の壁は厚く、なかなか甲子園にたどり着くことはできなかったが、1999年についに甲子園初出場を果たした。当時の主力選手は鳥谷 敬選手(阪神タイガース)。初戦の日田林工戦ではリリーフ登板を果たし、最速143キロの速球を魅せたが試合は逆転負けを喫した。
次に出場したのは2003年で、2回戦で香川西、3回戦では天理を下して初のベスト8入り。そして2008年選抜では好投手・大塚 椋司(JX-ENEOS)の活躍で快進撃を見せる。初戦となった2回戦で小松島を2対0の完封で下すと、3回戦では履正社を7対5で破る。準々決勝では平安(現・龍谷大平安)に8対0で勝利し、準決勝では千葉経大附を4対2で撃破し初の決勝進出を決める。決勝では沖縄尚学に敗れたが、準優勝を果たし、大きな足跡を残した。
2009年夏の甲子園を最後に甲子園からは遠ざかっているが、甲子園を狙える力はあるチームなので今後も楽しみである。
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[page_break:近年の卒業生]近年の卒業生伝統的に好投手、好打者の存在は出てくるチーム。今年は関東大会にも進出したチームであるので、主力選手がどこで続けていくのか、楽しみである。
■2009年卒・江藤 涼(八戸大-新日鐵住金鹿島)・大塚 椋司(JX-ENEOS)
■2010年卒・佐藤 勇吾(立教大卒)■2012年卒・瀧瀬 諒太(神奈川大)■2013年卒・田中 力也(中部学院大)■2014年卒・川畑 諒太(東海大)・寺田 和史(東北福祉大)・笠原 伸吾(東北福祉大)■2015年卒・松並 伸幸(東北福祉大)関連記事をチェック!【野球部訪問】聖望学園高等学校(2014年09月04日公開)【インタビュー】鳥谷 敬選手【前編】(2014年03月08日公開)【インタビュー】鳥谷 敬選手【後編】(2014年03月10日公開)【インタビュー】鳥谷 敬選手(2012年12月20日公開)【インタビュー】鳥谷 敬選手(2011年7月28日公開)
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