「残念で仕方ない」日本代表に改革もたらした元監督が苦言
5日、テレビ東京「FOOT×BRAIN」では「日本サッカーの改革者 元代表監督が伝えたいこと」と題し、約40年前、日本代表の監督を務めた二宮寛氏のインタビューを放送した。
番組のカメラに対し「日本のサッカーで一番僕が歯がゆいところは若い人達が目指すサッカーの方向付けだとか、うまく押していく、そういう体制がハッキリ見えない」とさっそく苦言を呈した二宮氏は「それが残念で仕方がない」とも。
また二宮氏が監督を務めた時代について「(代表選手が)協会から一銭も日当が出るわけでもなければグラウンドコンディションだって田んぼの中ですから。暗くなればナイター設備がつくわけでもなくてボールに石灰塗ってやる。代表チームですよ?そんな中でプライドなんか生まれる?」と語り、疑問を投げかけた同氏は照明設備付きの人工芝のグラウンドを建設したり、宿舎を旅館からホテルに変え食事の栄養にも配慮するよう数々の改革を行っている。
また、合宿をドイツで行った二宮氏は日本代表をドイツのクラブに派遣するといった強化方法も取り入れている。「自分でも馬鹿じゃないかと思うけど、日本サッカーのDNAを創り出す一石になればと思って」と語った二宮氏は「皆がそういう気持ちにならなければいけないんだけど、なかなか難しいよね」と現在の体制に物言いたげな様子で言葉を続けた。
番組のカメラに対し「日本のサッカーで一番僕が歯がゆいところは若い人達が目指すサッカーの方向付けだとか、うまく押していく、そういう体制がハッキリ見えない」とさっそく苦言を呈した二宮氏は「それが残念で仕方がない」とも。
また、合宿をドイツで行った二宮氏は日本代表をドイツのクラブに派遣するといった強化方法も取り入れている。「自分でも馬鹿じゃないかと思うけど、日本サッカーのDNAを創り出す一石になればと思って」と語った二宮氏は「皆がそういう気持ちにならなければいけないんだけど、なかなか難しいよね」と現在の体制に物言いたげな様子で言葉を続けた。