黒田博樹が苦悩を吐露「勝った時の気持ちが一瞬で無くなる」
16日、フジテレビ「すぽると!」では広島カープ・黒田博樹に行ったインタビューの模様が放送された。ここまで7勝5敗、防御率2.89という成績を残す黒田だが、その裏には苦悩や恐怖があるという。
「いい試合もあればよくない試合もあったので、ちょっと波がある」。ここまでの投球をこう振り返った黒田は、メジャーとの登板間隔の違いにも触れ「長くなればいいじゃんっていう人もいると思うんですけど、休みもあって登板間隔も空いて気持ちを一回切ってしまう部分があって難しさを感じていました」と打ち明けた。
またメジャー時代はツーシームを主武器として活躍した黒田だったが、日本では「(際どいボールは)粘られたりファールされたりして球数が増えてっていうゲームは結構あった。ボールの変化の仕方が向こうで投げていた時と多少違う」などと思うようにいかない難しさを述べると「全てが試行錯誤で毎試合毎試合探りながら投げてるというのが現状」と続ける。
すると聞き手を務める石井一久氏に「引退したらどうなんですか? やっぱりやりたくなるもんなんですか?」と質問した黒田。石井氏が「勝った時の気持ちが・・・」と答えるや、黒田は「僕、勝った時の気持ちが一瞬で無くなるんですよ。次にまた4、5日後に投げなきゃいけない怖さの方が、色んなプレッシャーの中で準備してマウンド上がるんだって思うと早く辞めたいなって思う時もある」と苦悩を吐露。「辞めると、それから解放されていいのかなとは思うんですけど」と苦笑いを浮かべた。
それでも「壊れてもいい年齢ですし、やり残したことはないと思ってるんで」という黒田は「あとはこのチームで優勝するのが現時点での目標」と意気込んだ。
「いい試合もあればよくない試合もあったので、ちょっと波がある」。ここまでの投球をこう振り返った黒田は、メジャーとの登板間隔の違いにも触れ「長くなればいいじゃんっていう人もいると思うんですけど、休みもあって登板間隔も空いて気持ちを一回切ってしまう部分があって難しさを感じていました」と打ち明けた。
すると聞き手を務める石井一久氏に「引退したらどうなんですか? やっぱりやりたくなるもんなんですか?」と質問した黒田。石井氏が「勝った時の気持ちが・・・」と答えるや、黒田は「僕、勝った時の気持ちが一瞬で無くなるんですよ。次にまた4、5日後に投げなきゃいけない怖さの方が、色んなプレッシャーの中で準備してマウンド上がるんだって思うと早く辞めたいなって思う時もある」と苦悩を吐露。「辞めると、それから解放されていいのかなとは思うんですけど」と苦笑いを浮かべた。
それでも「壊れてもいい年齢ですし、やり残したことはないと思ってるんで」という黒田は「あとはこのチームで優勝するのが現時点での目標」と意気込んだ。