愛川欽也さん亡くしたうつみ宮土理、いまも落ち込んだまま
4月15日、肺がんのため80歳でこの世を去った愛川欽也さん。
『出没! アド街ック天国』(テレビ東京系)の司会を長年務め、’14 年9月には『世界最高齢の情報番組司会者』として、ギネス世界記録に認定された。
自身の看板番組のひとつであったが、放送1000回目となった今年の3月7日放送分の収録を最後に、愛川さんだけが急きょ、降板した。
「体調が悪くなっても、仕事を休んでみんなに心配をかけないように、ひそかに治療を受けていたそうです。『アド街』を降板した際に、スポーツ紙などで長期療養説が出たときも、妻のうつみ宮土理さんは“風邪をひいて、今は自宅で休んでおりますが、次の映画製作に意欲を燃やしています”と否定し続けていました」(テレビ局関係者)
愛川さんとうつみは“キンキン”“ケロンパ”の愛称で“キンケロ”コンビとして人気を博した、芸能界きってのおしどり夫婦。しかし、愛川さんにはこんな話もあった。
「私生活では’57 年に同期だった舞台女優と結婚し、1男1女をもうけるも離婚。その翌日に、うつみと再婚したことから“略奪婚”なんて騒がれました。’07 年にはキンキンが主宰する劇団に所属する、41歳も年下の女優の家に通う姿が写真週刊誌に撮られました。キンキンが監督した7作品で、その女優が主役を務めており、最後まで特別な存在だったようです」(ワイドショースタッフ)
愛川さんのモテっぷりに、うつみもお手上げかと思いきや、夫婦はお互いを“同志”と表現していて「結婚しても個々の人生だから」と自立した関係であったという。ただ、うつみは愛川さんの体調を常に気にかけていた。
「うつみさんはキンキンの健康管理のために、毎日朝食にオリーブオイルで焼いた自然薯を用意していました。もちろん、カップラーメンやお菓子は禁止。でも、キンキンは戦争中に集団疎開で心もお腹も貧しいツライ時代を経験していますから、好きなものを食べたい気持ちを我慢できなくて、こっそりと食べていたみたいです」(前出・ワイドショースタッフ)
‘09 年には夢だったという自身の劇場を完成させ、息を引き取る寸前まで「仕事に行こう」とつぶやいていたという愛川さん。俳優業、映画監督、司会業、さらに女性に夢中になってパワフルな現役を貫いた。
「うつみさんは相当なショックを受けており、いまも落ち込んでいるみたいです」(前出・テレビ局関係者)