レンジを使えばトマトの皮もつるんとむけます。

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レンジを賢く利用して、時間をかけずに作りたい。下ごしらえにレンジを使わないのはもったいない! 時間の短縮になる裏ワザに早速チャレンジしましょう。

■裏ワザ1:トマトの湯むき

十字に切り込みを入れたトマトを水にくぐらせ、耐熱容器に。ラップをふわりとかけて1分ほど加熱。その後、冷水につけると驚くほど簡単に皮がむけます。加熱後は、冷水で冷やしながらむくのがポイント。

■裏ワザ2:乾物を戻す

戻す工程に時間がかかる乾物こそレンジで時短。耐熱容器に、乾物とかぶる程度の水を入れてラップをかけ、3分ほど加熱。5分ほどおけば、戻しが完了。ひじき10gにつき、水は

1カップが目安。

■裏ワザ3:豆腐の水切り

耐熱容器に豆腐1丁を入れ、そのまま2〜3分加熱。キッチンペーパーで豆腐を包み、その上に重しのお皿をのせて5分ほどおけば、簡単に水切りの完成。豆腐の上にのせる重しは

普通のお皿でOK。

■裏ワザ4:ニンニクの臭み取り

刺激臭が強いニンニクの臭み取りにもレンジが活躍。薄皮をつけたままのニンニク1片をラップで包みレンジで30秒加熱。ツンとした刺激臭がやわらぎます。

■裏ワザ5:肉や魚をふっくらと

一気に熱が通るレンジ調理では、肉や魚は水分が抜けてパサつきがち。そこで、加熱時間を短めにして余熱でじっくり蒸らせば、コンロで調理したような味に。ラップをかけたまま2〜5分置くだけで余熱完了。

■番外編:上手に解凍できる冷凍のコツ

解凍上手になるには、冷凍方法から見直しを。肉は厚みを薄く均一にし、ラップに包んで冷凍を。肉の厚みを一定にすることで熱が均一に行き渡る。これだけでレンジでの解凍もムラになりにくく失敗知らず。

電子レンジでの加熱は全て600Wです。

※『anan』2015年6月17日号より。写真・中島慶子 構成、文・野村紀沙枝 《anan編集部》