学生の窓口編集部

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過去に発売されたゲームソフトの中には、「さすがにこれは厳しい」というバグのあるソフトが数多くあります。例えば、有名なのは『メジャーWii パーフェクトクローザー』というゲーム。審判がピッチャーに背を向けていたり、本来1アウトになるプレーで一気に2アウトになるなどめちゃくちゃでした。

今回は、こうした通常のプレーの範囲内で起こってしまう「厳しいバグ」があったゲームを5つ紹介します。

■懐かしいゲームも……

●『聖剣伝説2』の「ボスを倒すと閉じ込められるバグ」
1993年にスーパーファミコンで発売されたアクションRPG。前評判の高かったゲームなので、多くの人が購入しました。しかしこのゲーム、幾つもバグがあるゲームだったのです。一番ひどかったのがボス戦終了後に進行不能になるバグ。

ボス撃破のタイミングでセレクトボタンを押したり、レベルが上がったりすると進行がストップし、ボスとの戦闘エリアに閉じ込めらてしまいます。苦労してボスを倒した後の悲劇でした。筆者もダークリッチ戦で閉じ込められ、パニックに陥ったことがありました。

●『スターオーシャン Till the End of Time』の「戦闘でフリーズバグ」
人気RPG『スターオーシャン』シリーズの4作目。『スターオーシャン3』です。3番目に発売されたシリーズ作よりも早く開発がスタートしていたことから、「3」とナンバリングされているのだとか。本作では、ストーリー序盤でのイベント戦闘中にフリーズが発生。

進行不能になるバグがありました。これは初期の型番のPlayStation2でプレーすることで起こるもので、騒動となりました。ハード側のメーカーが提供している開発用ツールに問題があったそうです。
●『真・三國無双7 Empires』の「顔面崩壊バグ」
2014年に発売された『真・三國無双』シリーズの最新作。この作品では幾つものバグが発生し、特にユーザーがひっくり返ったのが「女性武将キャラクターの顔が崩壊する」という恐ろしいもの。しかもその武将から告白されたり、結婚の儀式の最中に起こるというタイミングの悪いものでした。

その崩壊した顔はまるで『寄生獣』のミギーのようで、そんな顔で告白されても恐ろしいだけでした。現在は不具合は修正されています。

●『摩訶摩訶』の「よく分からない場所に飛ばされるバグ」
1992年に発売されたスーパーファミコン用RPG。個性的な世界観とキャラクターが特徴で、まさに知る人ぞ知るゲームです。本作にも幾つかの致命的なバグがあり、例えばワープするための転送装置を使うと、「全く関係のない場所に飛ばされて行動不能になる」というもの。

他にも「守備力が勝手に上がったり下がったりする」「スタッフロールがバグって読めない」など、バグがより取り見取りのゲームでした。
●『ゼノギアス』の「建物に入ると進行不能になるバグ」
1998年にPlayStationで発売されたRPG。今でもファンの多い傑作です。しかし「進行不能」になるバグがありました。「街にいる敵を全て倒すと物語が進む」というイベントがあるのですが、途中で街の建物に入ってしまうと敵が消えてしまいます。

敵を全滅させることができなくなり、ここでゲームの進行がストップ。進行不能に陥ってしまいます。また、このイベントでは「建物内にセーブポイントがある」という実に憎い演出があり、多くのプレーヤーが進行不能に気付かずセーブし、泣くことになりました。

正直他にも「これもひどかった」というバグのゲームがありますが、今回は筆者が経験したこの5つをピックアップしてみました。同じような経験をした人は「あったなあ」と思うでしょう。

皆さんは、こうした「ひどかった」と記憶に残っているゲームのバグ、どんなものがありますか?

(中田ボンベ@dcp)